『Little Queen』(1977)
『Magazine』(1978)
『Bebe Le Strange』(1980)
~Heart
Part.2は
【徹底検証】 初期のHeartのサウンドはどんなものか?
というテーマで1st~5thアルバムからピックアップしてみましょう^^
そして今回の記事がPart.3への伏線となります
前回ご紹介したアルバム『Heart』は8枚目のオリジナルアルバムで今回ピックアップした5枚との間に
『Private Audition』『Passionworks』があります
しかし、この2枚は一般的に低迷期と言われる時代のもので、確かにセールス的にもイマイチでした
しかし内容はというと、悪いわけではなく「まとまり過ぎた」もしくは「中途半端」でありながら、インパクトには欠けるもののとても聴きやすいアルバムになっています…もしもこれらがあの【産業ロック】と言われた時期にリリースされていたらそこそこ売れていたかも知れません
さらにもう1つの要因は、初期の「Heartらしさ」が弱かったのです
よく知らない人はまず今回の10曲を聴いてみて下さい…彼女たちのカラーはアコースティックを基盤としたメロディアスなものから、ヴォーカルAnn Wilsonの力強さの出ているもの、そしてブルージーなものなどまったく飽きさせない内容なのです
バックのメンバーはNancy Wilsonを含め、めっちゃバンドアンサンブルに長けていて、決してAnn WilsonのバックバンドではなくロックバンドHeartなのです
Part.2での10曲は比較的メロディアスなものを多く取り上げていますがライヴの定番であり有名な「Barracuda」や「Bebe Le Strange」そして「Heartless」はそれぞれアルバムのオープニングに相応しくAnnのヴォーカルがカッコいいアップテンポなナンバーですが、前回取り上げた「Wild Child」「Black on Black II」に通ずるものがあります
おいらがHeartというバンドのテーマソング的に思っている「Dreamboat Annie」や「Dog & Butterfly」はアコースティックで美しいメロディーが心地よい曲…もちろん1番はこのブログのタイトルの由縁であり、かつて記事にした「Crazy on You」ですけどねぇ~
「Magic Man」「Straight on」「Down on Me」はまさにブルージーでAnn Wilsonの懐の深さをうかがえますが、前回の8枚目以降でもあまり聴けないタイプのものが、何だか可愛い感じでルンルン調(笑)の「Say Hello」やFleetwood Macか?と思ってしまうような「Raised on You」ですねぇ~
時代と共に音楽も楽器や録音技術の進歩に伴い、クリアで派手になり、まさにデジタルな音が主流になったのが1980年代後半で、その頃【産業ロック】に乗っかりスターダムにのし上がったHeart
しかし彼女たちの良さは初期のアナログな音でこそその実力がわかるんじゃないかなぁ~っておいらは思います
Led Zeppelinに多大な影響を受けたWilson姉妹、そしてそれを目指すべく歩んで来たHeartというバンド
列記としたアナログ時代の申し子だったこのバンドが語られるとき、その口の端にのぼる曲が「Never」「These Dreams」「Alone」などではなく、初期の「Crazy on You」「Barracuda」「Straight on」などであって欲しい…
勝手かも知れませんが、おいらはもちろんそれがHeartの絶大なファンの秘めたる想いだと信じています
〈完〉
…ってまだ終わらへんよ~(;^_^A アセアセ
次回のPart.3もよろしくで~す(^^)/
Johnさん、こんばんは☆彡
流石にハートの大ファンだけあって
凄い企画ですね。
ハートに対する熱意がびしびし感じますよ(笑)
流れ星にとっても大好きなバンドですね。
初めて紹介した時のハートは一回だけで終わらせるには
もったいなかったですね。
初期の頃を重要視するその考えわかりますね。
流れ星は「Barracuda」がお気に入りです。
投稿情報: 流れ星 | 2009/12/12 21:09
流れ星さんおこんち~(^^)/
おいらの場合広く浅くタイプなので
熱意も微妙な感じですが、おいらなりにHeartの奥深さをアピールしています
しかし「Barracuda」はやっぱり大人気ですね
少なくとも「日本全国酒飲み音頭」ではないようですが~爆
最近はAnnがすっかりおデブちゃんになってしまい
何だかオペラ歌手のようになってしまいましたが
ヴォーカルは相変わらず素晴らしいですね~
Nancyは渋くてカッコいいおばちゃんになって
ますますアコギが似合ってきました
今回の特集では低迷期の2枚と最新の『Jupiter's Darlin』は紹介出来ませんが
Part.3はとどめのラインナップで書きますのでまたどうぞぉ~です(^^♪
投稿情報: John | 2009/12/13 13:03