Crazy 音 遊

やっとママの出番！！

甘い経験 

バス･ルームから 

カリブの夢

ひと夏の前に…

  　　　　　　　　　　　　　　　～シェリー

　 曲名をクリックで聴けますよ～＾＾

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

以前推定少女を記事にしたときに登場してもらったリサのママであるシェリーの登場です

彼女は70年代に歌手・女優としてはもちろんバラエティーでも活躍したアイドルでした

CD『ゴールデン☆ベスト』には彼女が主演したTVドラマ『オズの魔法使い』の主題歌「虹の彼方に」なんかも入っていますが、今回はデビューシングルとおいらのお気に入りの3曲をご紹介します

　

とにかく可愛かったなぁ～という印象のシェリーのデビュー曲は「甘い経験」で、かなりノリのいい曲ですねぇ～

いかにもデビュー曲って感じですが、彼女のシングルリリース曲は、基本は元気な感じの曲で、時折大人びた感じの曲で攻めていたようですね

　

ってなわけで、おいらのお気に入り1曲目は「バス・ルームから」

この曲はいわゆる最近使いまくってるツボに入った曲です

いかにも70年代のアイドルサウンドで始まるこの曲…メロディー&コード展開はベタベタの昭和歌謡なんやけど、サビの入り部分のメロディーがツボに入ります＾＾

あまり売れ線を狙った感じがない曲ですが、それもそのはずB面なんですよねぇ～

今のシングルはCDだから1度始まればカップリングの曲も勝手に聴けるシステムですが、レコード時代は自分で裏返して針を置かないといけないだけに軽視されがちです

残念ながらおいらはこのレコードを持っていませんが、なかなかB面の名曲やないですかぁ～

おいらがB面にハマったのは中島みゆきを除いて(彼女に関しては結構多い＾＾)、数えるほどしかなく

　久保田早紀「異邦人」の「夢飛行」

　中森明菜「DESIRE」の「La Boheme」

　八神純子「サマー・イン・サマー」の「No Return」

くらいかなぁ～あくまで自分の所有レコードに限りますが…(f*^_^)

　

そして2曲目は「カリブの夢」

これは推定少女の記事のときにYouTubeで掲載したものです

この曲はおもしろいねぇ～

8小節ほどのメロディーをひたすら繰り返し最後にBメロがやっと現れたと思ったら終わり～ってね

でもこのメロディーはカッコええわぁ～

ちょっとバックの演奏に「The Hustle」っぽさも感じますが、なかなか斬新です

　

ラストの3曲目は「ひと夏の前に…」

めっちゃ演歌テイストです(f*^_^)

でもこういう曲を聴くと歌の巧さがわかりますね

ポップでノリのいい曲を聴いていてもあまりわからないものですが、しっとり系やこういう演歌テイストな曲を聴くとよくわかりますね

　

シェリーは↑↑↑のジャケットのようなストレートのロングヘアがおいら的には可愛くて大好きですが、後にハリウッド女優のような大人っぽい髪型の変わります

そして今はどうしてるのか…

何年か前にその手の番組で何かお店をやっている彼女が出演していましたが、すっかりおばちゃんになって、ふくよかになってましたね～

でも可愛いおばちゃんでした＾＾ 

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日本で史上最高のハードロックバンドかも…Part.9

蒼き独眼

十六夜の雨

小袖の手

相剋

慟哭

組曲「九尾」～玉藻前

　　　　　　　　　　　　　　　～陰陽座

　 曲名をクリックで聴けますよ～＾＾

　

　

　

　

　

　

　

　

昨年11月にリリースされた陰陽座の最新アルバム『金剛九尾』です

おいらが陰陽座の存在を知ってから8年になりますが、この8年の間に身の周りで彼らを知っている人は皆無でした

もしも今でもバンド活動をしていればそんなこともなかったんやろけど、何しろそっちからも随分離れているし、音楽方面で多大な影響を与えてしまったおいらの教え子ですらやっぱり知らなかった…

ところが！前回チラッと書いたように、今年の8月に行っていた現場の主任さんが彼らの大ファンだったのです！

おいらは機械に乗っているときiPodをしているんですが、休憩時間間際に「何を聴いてはるんですか？」と聞かれたんですね

おいらは「まあ、いろいろ何でも聴いてるんですけど…」と答えたんですが、ここからハードロック系の話になり、おいらが陰陽座に1番ハマっていると口にしたら、何と！この主任さんも好きだって言うじゃないですかぁ～

これには驚きを隠せず、音楽談義に華が咲いてしまったわけです

おまけにライヴDVDも全部持ってるという話なので、現場にいる間に全部借りちゃいました＾＾

この主任さん、年齢はおいらより1つだけ下で、まさに同世代…しかもギタリストで今でも現役だということで、話が合う合う～笑

このときは仕事をもらえたことよりも、音楽の方の収穫が何より嬉しかったおいらでした

そんな彼が陰陽座で今1番好きなのは5thアルバム『鳳翼麟瞳』で、曲では「鳳翼天翔」だそうです

　

さて、余談が長くなりましたが、今回の曲紹介に行きましょう

※　それぞれの曲にその曲に相当する音楽的ジャンル･タイプを(　　)で示しています

聴く上での参考にしてください

　

「蒼き独眼」 (ハードロック)

シングルリリースされている曲なんですが、この曲はパチンコCR戦国乱舞大当たりラウンド曲として使用されているものです

先日近所の業務用スーパーに行ったとき有線から流れているのを聞いてちょっと驚きましたが、そういったことも踏まえて結構聴きやすい軽めのハードロックです

　

　

　

　

　

　

 

　

「十六夜の雨」(ハードロック)

かなりお気に入りの曲で、緩急のあるギターフレーズとヴォーカルのメロディーが最高です

Aメロ⇒Bメロ⇒サビの流れがドラマチックで徐々に盛り上がっていく感じとそれを巧く歌い上げていく黒猫ちゃんのヴォーカルが絶品です

あと、ドラムパートでバスドラのリズムが妙味なんですが、バンド経験者以外の方には気づいてもらいにくいかな？

演奏面での派手さも特にない曲だけれど、おいらの陰陽座TOP10に入れられる秀作と言えるでしょう＾＾

ちなみにおいらの携帯のオカンからの着メロ(着信)になっています(f*^_^)

　

「小袖の手」(ロック歌謡？)

この曲も派手さはありませんが、アルバムを通して招鬼さんのギターがエッセンスになっているのが印象的です

狩姦さんのテクニックよりも招鬼さんの味のあるフレーズがこの曲はもちろん、アルバムの良さをグッと引き出していますね

派手さはなくとも味のある曲…これが目立つアルバムになったことでますます陰陽座のすごさを思い知らされました

　

「相剋」(ハードロック)

この曲もシングルリリースされていますが、曲の良さもさながら、歌詞に「えっ？！」と思わされました

　良き　こと　聞く…1コーラス目

　斧(よき)　琴(こと)　菊(きく)…2コーラス目

　憂き　こと　聞け…リフレイン

おいらは1コーラス目の「よき　こと　きく」を聴いた段階で

　ん？犬神家の一族？？？

と思ったんですが、まぁ何てことはない、ニンテンドーＤＳソフト「犬神家の一族」オープニングテーマなんです

ただこのフレーズを違和感なく使っている上に韻を踏んで3回使い分けているところはさすが瞬火さん！

で、

　

「慟哭」(バラード)

こちらがそのエンディングテーマになるわけですが…

歌詞の出だしをちょっと抜粋しましょう

　せめてあと一度(ひとたび)　最期に顔を見せて

　別離(わかれ)を告げる台詞(ことば)は　彼岸に捨て逝く

この1フレーズを聴くとめっちゃノーマルなバラードやなぁ～って思えるんやけど、そのあと…

　責めて狂愚の沙汰　歪んだ愛の骸(むくろ)

　我が身は罪の畳(たた)まり　泪(なみだ)は嘘になる

「狂愚の沙汰」とか「愛の骸」ですからねぇ～急に本来のおどろおどろしさが出てきます(笑)

ただ美しいメロディーのバラードには変わりないわけで、陰陽座のバラードにはハズレがないです

これも黒猫ちゃんの美声ゆえなんでしょうねぇ～

　

「組曲 「九尾」～玉藻前」(ロック歌謡)

「十六夜の雨」と同じくらいに好きな曲です

何よりイントロからあるギターのリフが大好きで、何度か出てくるこのフレーズは12弦を使っているんです

ライヴの映像を見てみると招鬼さんがSGのダブルネックを使ってました

初めて聴き始めた頃はこのフレーズを巧く歌えなかったんですが、よくよく聴いてみると同じリズムが繰り返されていたので簡単だったりするんですよね(;^_^ A

そして歌詞の中に好きなところがあるんですよね～

それはサビのリフレイン部分ラストの

　接吻(くちづけ)より噛んで　千切(ちぎ)れる迄

　鳥羽玉(ぬばたま)より黒く　汚(けが)れる迄　融け合う

この曲ってめっちゃ情熱的な曲なんですよね～

狂おしいほど求める女性の感情が歌われています

ただ、陰陽座の歌詞は全体的にそうなんですが非常に難解なので、古文や説話などに詳しくないと辛いです(;^_^ A

あ…ちなみにこの曲はおいらの携帯のオカンからのメール着メロです

　

これで一応陰陽座の10枚のアルバムレビューが終わりましたが、最初の2枚については追加記事をいずれ書きたいと思っていますのでそのときはまたよろしくです

次回は…シェリーかな？じゃあまったねぇ～(^^♪

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日本で史上最高のハードロックバンドかも…Part.8

酒呑童子

紅葉

鬼一口

道成寺蛇ノ獄

鎮魂の歌

　　　　　　　　　　　　　　　～陰陽座

　 曲名をクリックで聴けますよ～＾＾

　

　

　

　

　

　

　

　

陰陽座のヘヴィローテーションからおよそ1年が経ちましたが、Part.7から出来るだけすぐに残りの2枚を…と思っていたのに今頃になってしまった(;^_^ A

まあそんなわけで9枚目のアルバム『魑魅魍魎』をご紹介しましょう

　

※　それぞれの曲にその曲に相当する音楽的ジャンル･タイプを(　　)で示しています

聴く上での参考にしてください

　

この選曲の中にもおいらのツボに入ったものがありますが、それはおいおいってことで…

　

　「酒呑童子」(Black Sabbath(後期)　ハードロック)

まずはアルバムのオープニングでもあるこの曲は雰囲気的にライヴのオープニングにも持ってこい的な感じです

比較的アップテンポなハードナンバーから始まるアルバムが多いんですが、このアルバムと10枚目は落ち着いた感じのオープニングになってます

黒猫ちゃんと瞬火さんそれぞれのヴォーカルがいいバランスで入っているので、陰陽座ビギナー向けかも＾＾

　

　「紅葉(くれは)」(歌謡曲)

シングルだっただけあって歌謡曲っぽい感じで聴きやすい仕上がりです

 ただ、おいらはこの曲を初めて聴いたときからサビのラスト部分が渡辺真知子の「ブルー」に思えてしょうがないんよねぇ～

おいらと同世代くらいの人ならきっとわかってくれることでしょう～笑

　

　

　

　

　

　「鬼一口」(ハードロック)

イントロ部分はYngwieの「Rising Force」っぽいですな(f*^_^)

ちょっとコアっぽいところもありますが、展開が変わったところのヴォーカルは陰陽座ならではの黒猫ちゃんの美しいヴォーカルが入ってきてメリハリのあるカッコいい仕上がりになっています

ギターソロの終わり部分でまたYngwieっぽさが見えます

そしてフィニッシュ部分の2小節×8のリフレインになってるギターフレーズ結構好きなんですよねぇ～

5分半程の曲ですがなかなかドラマティックな構成の秀作です

　

　「道成寺蛇ノ獄」(バラード調中心の歌物語)

このアルバムの中で最もツボに入った曲がこれなんですが、時間が11分半もある大作です

そんな大作でツボに入ったのはたったワンフレーズ～笑

7分19秒～8分36秒の部分がお気に入りなんですが、さらにその中で7分45秒辺りの

　　あなた～を～信じて～～～

が思いっきりツボです

はい…『た』がピンポイントでドツボなんです(f*^_^)

以前Part.6の『臥龍點睛』を紹介したときの「組曲「義経」～夢魔炎上」も同じような大作で、ピンポイントのツボがあったので似たような感じですねぇ～＾＾

　

　「鎮魂の歌」(バラード)

ラストは定番の黒猫ちゃんのヴォーカルが光る美しいバラードです

バックの演奏はマーチング的なドラミングにアコースティックメインでしっとりした感じです

これまでのものを聴いていてもバラードもいろんなバリエーションを繰り出してくるので陰陽座のクオリィティーの高さをつくづく感じます

　

1年遅れになった続編でしたが、この12月にこれまでの10枚のアルバムとアルバム未収録(シングルのみに収録)の曲とPV集のDVDを含めたBOXセット『陰陽大全』がリリースされます

実はおいらがCDで持っているものはメジャー発売分のシングルと今回紹介した『魑魅魍魎』しか持ってないので、ここまでアルバムを我慢していた甲斐がありました＾＾

次回はPart.9として昨年11月にリリースされた『金剛九尾』をご紹介する予定ですが、この8月においらが現場で初めて会った担当の方との意外な接点と共にお送りしますねぇ～(^^♪

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