女性ジャパメタは17歳の少女から始まった

♪ Warrior

♪ White Room

♪ 夏は誰も愛さない

♪ Distruction(Live)

　　　　　　　　　　～本城未沙子

　

ついに彼女をご紹介できる時がやって来ましたぁ～…といっても、どれだけの人が知っているんやろか？笑

Janis Joplinから始まった一連の流れはあるアーティストに辿り着くまで続きますが、おそらくあと4～5回あるかな？それまではなるべく短い間隔で更新して行きたいと思っています

そして今回は日本でジャパメタなどと呼ばれるジャンルのアーティストが登場し始め、その中で女性の先陣を切ったのがこの本城未沙子だったんですが、一般的には浜田麻里の方が有名になってしまい、彼女はすっかり影を潜めてしまったのが現実でした

そして彼女も浜田麻里同様、後にポップ路線を歩んでいるのですが、あまり知られていない気がします

　

さて、前回の予告、つまり今回のタイトルにあるように彼女がデビューしたのは17歳で現役の高校生だった頃でした

キャッチフレーズは

　ヴァージン・デビル・プリンセス

何だか凄いネーミングです(^-^;さすが元祖ヘヴィメタクイーン…

Loudnessをバックに1st･2ndをリリースし、あの伝説の『GRAND METAL』にも出演、その後約2年半で8枚のアルバムをリリースと言う驚異的な活動をしていました

一般的に知られている曲は正直ほとんどないのではないかと思われますが、本城未沙子という存在は当時のジャパメタファンなら欠かすことの出来ない人なのです

ご紹介している曲は『魔女伝説～三部作』の中からですが、右の画像が『GRAND METAL』の時のもので、めっちゃ高校生ですねぇ～これだけを見れば普通に可愛らしいアイドルです＾＾

彼女は決して巧いとかいう印象はなかったのですが、Liveでもスタジオレコーディング時と変わらない安定したヴォーカルを聴かせてくれました

ゆえに今回は4曲目にその証明としてLiveヴァージョンの｢Distruction｣を取り上げてみたんです

先にも書いたように1st･2ndでの演奏及びコーラスはLoudnessのメンバーが全員参加しており、歌以外はLoudnessそのものと言っていいでしょう

そして、今回取り上げたCreamの｢White Room｣を始め、Rainbowの｢Lost in Hollywood｣やPat Benatarの｢Hell Is for Children｣、Sladeが原曲で当時Quiet Riotがカヴァーしていた｢Cum on Feel the Noize｣をLoudnessが演奏しているのはなかなか貴重です

Loudnessの1stに収録されている｢After Illusion｣もカヴァーしていますが、そんな中｢White Room｣を取り上げたのは他と違って原曲よりアップテンポにアレンジされているのがおもろいからです

そして｢Warrior｣は典型的なヘヴィメタ調の代表曲として、｢夏は誰も愛さない｣はちょっとポップな感じがする聴き易いナンバーとして取り上げてみました

　

彼女も今44歳になりましたが、地道に音楽活動は続けています

そして、めっちゃいい感じの綺麗なお姉さんになってらっしゃるので、よかったらオフィシャルサイトのこちら→本城未沙子公式ウェブページを御覧下さい

いろんな資格も持ってらっしゃっていろんなことやってらっしゃいます

　

さぁ次回は…何度か取り上げている浜田麻里の登場です～乞うご期待(^^♪

Comments

[投稿情報: よっしぃ]

こんばんはー。
わたくしこの方、名前も存じませんでしたので、ちゃんと聞いてからコメントしようと思っていたらすっかり遅くなりました。
とてもこのジャケ写からは想像できない歌にびっくりしました。
こんなカッコイイ女性ヴォーカリストがいたんですねえ。
それにしてもLoudnessの音が贅沢やし。

たしかにLiveヴァージョンの伸びやかな声もすばらしいですね。
「よく恥ずかしげもなくライブDVD（CD）なんか出せるなあ・・・」という歌い手さんも多いですもんね（笑）

ここから始まる女性ジャパメタシリーズ、楽しみです。

[投稿情報: John]

よっしぃさんまいど～(^^)/
　
ですよね～知りませんよね～
まぁ予想通り本城未沙子ネタには反応薄いなぁ～って感じです＾＾
　
正直なところおいらはこの人の声がヘヴィメタ向きとは思っていなかったんですよね
だから、｢夏は誰も愛さない｣あたりの路線で軽めのロックの方がええかなぁ～なんてね
まぁ1stからLOUDNESSがバックでは本人もプレッシャーやったやろなぁ～
忙しい高校時代を過ごしたみたいやけど好きな音楽を存分に出来て羨ましいなぁ～とも思ってしまいますね
　
シンガーの実力はライヴでホンマにわかりますよね
彼女はそこそこの歌唱力がライヴでも変わらずそこそこだったので
ヘタではなかったですね
そうそう、歌い手さんもピンキリだから、おいおい…って人も数知れず…
まぁそういうもんなんでしょうけどね(^^♪