突然の訃報だった
2008年11月30日…あのLOUDNESSのドラマー…樋口宗孝さんの急逝
まさに日本のロック界を大きく変えたバンドLOUDNESSをタッカンこと高崎晃と支えて来た世界に通ずる名ドラマーです
おいらがバンドを始めた頃はジャパメタブームの初期だった
BOW WOW(後のVOW WOW)や紫が先駆者となり
1980年代半ばからLOUDNESSを筆頭にEARTHSHAKER・44MAGNUMを合わせた3本柱に加え
MAKE-UP・X-RAY・MARINO・ANTHEM・BLIZZARD・ACTION・BRONX・RAJAS・聖飢魔Ⅱ・FLATBACKER(後のE・Z・O)・本城未沙子・浜田麻里・橋本みゆき・SHOW-YAなどが続々と登場する
そして、1980年代後半から90年代にかけて
PRESENCE・X・REACTION・DEAD END・OUTRAGEなどがインディーズからメジャーへの階段を昇り登場してくる
数え上げればキリがないほどのジャパメタバンドが現れたものです
そしておいらを含めた多くのアマチュアミュージシャンが彼らの影響を受けて来ました
ただ、LOUDNESSは多くのバンドの中で確かに数段上にいるバンドだった
アイドルグループLAZYとしてのデビューだったものの、既にそのテクニックはアイドルで終わるようなものではなく、途中でヘヴィメタル宣言し、完全に路線変更…
メンバー5人の中から樋口・高崎が今のLOUDNESSを結成、現在に至る訳です
いずれジャパメタ路線は書くつもりでいましたが、こんな形で早まるとは夢にも思っていませんでした
どれだけすごい人だったのか、どれだけすごいバンドなのか…ここではとても書き尽くせません
あとはみなさんでいろいろ辿ってみてください
それでは曲をいくらか紹介しますね
おいらが最初にハマったのはこの3rdアルバム『魔界典章』でした
「In the Mirror」のカッコよさは何とも言えないものがあったなぁ~
あのリフはシンプルにも聴こえるが名リフと言ってもいいくらいです
ヴォーカルラインも素晴らしいしギターソロも文句なし!
LOUDNESSのBEST3に間違いなく入る名曲です
そして「Speed」はタイトル通りのスピード感に加えてベース・ドラムが掛け合うソロ+ギターソロは圧巻!
高校時代から浪人時代までバンドでは主にベースを担当していたおいらはこのソロをコピーしたもんです
で、ヴォーカルでは
♫ Money Money マミムメモ~~~~~
と歌ってましたね~笑
だってそう聴こえるんやもん…(^^ゞ
3曲目の「Black Wall」はミディアムテンポですが、3連系のリズムがしっくり来ていて大好きでした
ギターもコピーしやすかったしね^^
もしも今回のことがなくてLOUDNESSを紹介するときはおそらくこの「Lonely Player」を最初に取り上げていたでしょう
アルバム的には地味に思えますが、かなり質の高い物になっていると思います
その中でもオープニングを飾るこの曲は最高です^^
特に目立つプレイがあるわけじゃないんやけど、何と言うか全体的にドラマチックな流れの曲かな?
まぁおいらの主観ですから~笑
お次は「Dream Fantasy」ですが、もしこの『Disillusion(撃剣霊化)』から1曲ということであれば、たいがいの人は「Crazy Doctor」をまず挙げると思います
ギタリストなら誰もがあの曲をコピーしていましたからね~
でもおいらは最初からこの曲が1番好きでした
ただ、この曲の冒頭からあるギターフレーズは弾けなくて苦労したし、ベースもユニゾンだったから大変やったぁ~(;^_^A アセアセ
♪ Law Breaker [M]~樋口宗孝Project『破壊凱旋録』より
さぁあと2曲!
LOUDNESSが世界進出で成功を収めるきっかけとなったアルバム『Thunder in the East』からは「Like Hell」なんですが、シングルにもなった「Crazy Night」はなんとなく売れ線狙いのような曲に思えてあまり好きにはなれなかったけど「Like Hell」はLOUDNESSらしいカッコよさがあってファンはもちろん、おいらにとってもフェイバリットな1曲となりました
そして最後は樋口宗孝Projectから「Law Breaker [M]」です
この曲はおいらがVow Wowのコピーバンドをやっている時に、樋口宗孝の大ファンのドラム担当だったメンバーからなぜかやろうと言われてコピーしました
でもLiveでは結局やらなかったんですけどね(^-^;
ただこのアルバムは正直すごいです!そう、参加メンバーがです!
ブツがないので覚えてる限りですが…
ギターでは山本恭司(Vow Wow)・松澤浩明(Make-Up)・北島健二(Fence of Defence)・Charこと竹中尚人
ベースでは鳴瀬喜博・渡辺健(Prism)
キーボードでは中島優貴
ヴォーカルでは山田信夫(Make-Up)・片山圭司
先日の訃報の際にいろんなメディアの報道の中でB'zとの親交の事に触れていましたが、おいらがギターの松本孝弘を初めて知ったのは樋口宗孝Projectとして浜田麻里のアルバムに参加したときでした
随分長くなってしまいましたが、LOUDNESSを含めジャパメタに関してはまだこの先記事にして行く機会が多くあるでしょう
そのジャパメタシーン、そして日本の音楽会に欠くことの出来ない偉業を成した1人の名ドラマー樋口宗孝さん…
ファンの1人として、音楽好きの1人の人間として
あなたに感謝と敬意の意を表すと同時に心からお悔やみ申し上げます
そして…ありがとうございました
↓↓↓におまけあるので見てね^^
映像集…LAZY&LOUDNESS
☆LAZY編
HELLO HELLO HELLO
地獄の天使
DREAMER
LAZYからまずは3曲なんですが、明らかに最初はアイドル的な方向性を持って活動していたわけですが、やはり不満だらけの状態にたまりきれず、途中でヘヴィメタ路線に転向しているわけですが、最初からタッカンがギターにFV(フライングV)を使っていることを考えるとこれがせめてもの抵抗であり、主張だった気がします
あ…歌を聴いてわかった方もいらっしゃるかも知れませんが、ヴォーカルはあのドラゴンボールで
♫ ちゃ~ら~~ へっちゃら~~
って歌っている影山ヒロノブです^^
いやぁ~それにしても「DREAMER」でのタッカンのソロプレイは十分LOUDNESSしてますよね~
で、それより感心したのは「HELLO HELLO HELLO」であの振りやステップをしながらギターを弾くタッカンですね~
イヤやったやろなぁ~笑
☆LOUDNESS編
Lonely Player
In the Mirror
Speed
Like Hell
LOUDNESSからは4曲ですが最初の3曲は当時のLIVE映像からですが、最後の「Like Hell」は2004年の再結成後の第1期メンバーのものです
樋口&高崎はともかく二井原&マーくんは何だか普通のおっちゃんやん…って感じで微妙ですが、サウンドは全然変わらないのがうれしくなります^^
長い記事になりましたが、ここまで見てくれた方々おおきにです
また次回からはもう少しアイドルが続きますがよろしくです(^^♪
Johnさん、こんばんは。
樋口宗孝さんって方、知らなかったんですが、
亡くなられたことをブログで書いてらっしゃる方がいて、
それで知りました。
お若いのに・・・
ご冥福をお祈りします。
LOUDNESSのことも、まだ知らないことだらけですが、
二井原さんや、高崎さんのことは、ちょくちょく映像見たりして
少しずつわかってきました。
日本ではすごいバンドだったんですね。
映像見ましたが、迫力あるし、ホントヘヴィメタしてますっ!
で・・・(^o^;)
上のほうの、HELLO HELLO HELLOとかって・・・(^o^;)タラリ
ヘヴィメタ姫Shannonとしては・・・(^o^;)。・。・
つまり・・・
その・・・(^o^;) なんていうか・・・
・・・
・・・
・・・
キャーッ!(≧∇≦)!なんか恥ずかしっ!
投稿情報: Shannon | 2008/12/18 21:02
Johnさん、こんばんは!
お仕事忙しそうですね。
凄い大特集ですね、いいですね熱意を感じますよ。
樋口さん残念な事でしたね、ブログ仲間に元プロギターリストの方が見えますが
面識あるみたいで凄いパワフルなドラマーだったそうです。
俺のドラムは何度録っても一緒と言う事で全て一発録、男気を感じますね。
LAZY時代にマイケルシェンカーグループの「アームド・アンド・レディ」をテレビでやってました、
MSG初来日の増刊号の雑誌に高崎氏とマイケルの対談記事もありましたね。
奏法的には感じませんが大いに刺激と影響は受けてますね。
LOUDNESS時代の4曲ともカッコいいですね「Speed」はベースソロ、ドラムソロ、ギターソロと
展開もいいですね、早い時期からタッピングの技術も凄かったんですね。
2000年代のLOUDNESSは結構見てますけどね。
「Like Hell」のビデオ見てたらライブに行きたくなりました。
いくつになってもヘビメタオヤジでした(笑)
投稿情報: 流れ星 | 2008/12/19 20:50
Johnさ~ん、よく書いてくれました。。。
私、ニュース聞いてからもうどうして良いかわからないくらいに心が散らばってしまって、当時の仲間とも電話で追悼おしゃべりをしていました。
樋口さんは本当にすごい方だったものね。
Lonely Player、In the Mirror 、 Speed 、Like Hell ・・・・・・・・
LOUDNESS全部が全部、もちろんレコードもカセトテープも毎日すりきれるほど聴いてたし、コピーもしていましたヨ。
当時のジャパメタって隣にいる感というか「あれくらい自分達だって出来る!」感があったりして、でも相当聴いてたよね。ライバル心なのかな?
でもLOUDNESSは全然別物で、海外グループと同じ様に尊敬、あこがれの存在だった。
私のブログではまだジャパメタにあまり手をつけていないので、これからぼちぼち、というところだったんだけど、もちろん筆頭はLOUDNESSと思っていたのに。。。書き方がわからなくなってしまいました。
私もLonely Player、In the Mirror あたりを取り上げるかな?と思っていたけれど、こうやっていろいろまた聴き始めたら、イヤ、あれも、これも・・・と。
Speedは、もちろん私も
♪マミムメモ~!
でしたヨ。
LAZY時代も載せてくれてありがと~!
こうやって縮めて観ると、ヘヴィメタ主張をずいぶんとしていたんだね。
HELLO HELLO HELLOのステップはすごい映像だね。
こんなステップキレ良くリズミカルに踏めるもんなんだ~、へ~、と思ってしまいました。
隙間に見える樋口さん、わかいね~・・
長くなりました。
きっと話をしたら一晩でも二晩でもいけそうです。
早々と特集組んでくれて本当にどうもありがとう。
満足です。
投稿情報: hironns | 2008/12/20 10:17
Shannonちゃんおこんち~(^^)/
微妙でしょ?LAZY時代…笑
でも今となってはあの時があったから、LOUDNESSがあるって思ってる^^
今回のことで多くの人がおいらと同じようにブログで彼へのメッセージを残している
それだけ多くの人に衝撃を与えたんだよね
復活ライヴ中にスクリーンに映し出された「必ず戻ってくる」という言葉…夢に終わって欲しくなかった
今からでもShannonちゃんにもっとLOUDNESSやジャパメタを勉強して欲しいなぁ~(^^♪
投稿情報: John | 2008/12/21 10:14
永遠のヘヴィメタおやじの流れ星さんまいど~(^^)/
高校時代に1番没頭したのはジャパメタかも知れません
おいら実はLOUDNESSはレコード屋でバイトさせてもらってる時に聴いて知っていたんですが、完全に魅了され始めたのはその後文化祭で先輩がEarthshakerのコピバンやっていたのを見たのがきっかけでした
Vow Wowのコピバンをやっていたときのドラマーは日本のバンドにあまり興味を示していなかったんですが、このひぐっつぁんと元浪花エキスプレスの東原力哉、元カシオペアの神保彰は尊敬してましたね~
パワフルなドラミングゆえロッカーにはもちろんですが、どんなドラマーにも一目置かれていた素晴らしい人でした
ホンマに残念です
久々の熱い記事になって2時間くらいかけて書きました~笑
洋楽に戻るのはいつかわかりませんが、年が明けたら織り交ぜて行こうかと思っていますので、流れ星さんにももっとコメント書き易くなるかも~
まぁぼちぼちよろしくです(^^♪
投稿情報: John | 2008/12/21 10:38
hironnsちゃんもまいど~(^^)/
hironnsちゃんもジャパメタしてたときがあったんだぁ~
何だかうれしい~~~(^^ゞ
だからおいらや同じジャパメタファン同様心に大きな何かを喰らったんやね
ライバル心…っていうより、おいらたちもあんな風になりたい!
そんな気持ちを起こさせたのがジャパメタブームだったように思えるね
ロックバンドをやっていた人たちにいい刺激をくれたんだと思う^^
hironnsちゃんがもし記事にした時、ここにある以外でどんな曲を取り上げるか興味あるなぁ~
おいらもこれで抑えた方だからいつか書いてくれるのを楽しみにしてるね
しかし…マミムメモ~が一緒で更にうれしかったJohnでしたぁ~(^^♪
投稿情報: John | 2008/12/21 10:45