Crazy 音 遊

500曲突破記念企画第4弾～Heart〈Part.3〉

『Dreamboat Annie』(1977)

♪ Soul of the Sea

『Little Queen』(1978)

♪ Dream of the Archer

『Dog & Buttefly』(1978)

♪ Nada One

♪ Mistral Wind(『Dream boat Annie Live』より)

『Bebe Le Strange』(1980)

♪ Jackleg Man

　

《カヴァー集》

☆Led Zeppelin

♪ Black Dog[※]

♪ Rock And Roll[*]

♪ Stairway to Heaven[#]

☆Pink Floyd

♪ Goodbye Blue Sky[※]

☆The Beatles & Little Richard

♪ I'm Down～Long Tall Sally[*]

　[※]　『Dreamboat Annie Live』(2007)より

　[*] 　『Greatest Hits/Live』(1980)より

　[#]　『Little Queen』(1978)より

　　　　　　　　　　　　　　　～Heart

　

さぁ～て来週のサザエさんは～

じゃなくて…Heart特集Part.3は

　【徹底検証】　Heartのルーツ=Led Zeppelin

このことについてしてみましょう＾＾

　

今回の10曲の中に、既にLed Zeppelinのカヴァー3曲「Black Dog」「Rock And Roll」「Stairway to Heaven」がピックアップされていますが、Wilson姉妹の敬愛するバンドだから当然こういったカヴァーをLiveで披露しているのは至極当然と言うべきでしょう

10曲という枠の中でピックアップしているため残念ながら「Misty Mountain Hop」は省きましたが、まるでZepの『Led Zeppelin IV』のようです＾＾

ちなみにおいらがHeartで1番最初に購入したのは輸入版の『Greatest Hits/Live』だったりします

Live音源からのカヴァーではZep以外にあと2曲ピックアップしましたが、まずはPink Floydの『The Wall』から「Goodbye Blue Sky」で、この曲は気持ちよかぁ～～～

むしろPink Floydよりもええかも…そんな風に思えるくらいHeartのパフォーマンスがハマっています

そしてもう1曲がThe Beatlesのシングル『Help』のB面でもあった「I'm Down」と、Little Richardの曲で日本ではThe Beatlesのシングルとしてもリリースされた『Long Tall Sally(のっぽのサリー)』のメドレーです

まぁメドレーっていうか、曲調が似ているため強引に2曲を1曲のように演奏しています

この曲を選んだのは何と言ってもAnn Wilsonのヴォーカルがめちゃくちゃカッコいいんですわぁ～

はい、これらの5曲はいわばオマケってところなので、いよいよ【徹底検証】の本題に入ります

　

Heartのサウンドの中で最もZepの影響がうかがえるのはやはりアコースティックサウンドとAnn Wilsonのヴォーカルじゃないかと思われます

もちろん今回ピックアップしたものだけではないのですが、最初の3曲「Soul of the Sea」「Dream of the Archer」「Nada One」はまさにアコースティック全開です

そもそもNancy Wilsonはアコギの方が好きな人なんでしょうね

ライヴパフォーマンスを見ていてもアコギを持っているときの方が熱が入っているように見えます

そして今でもあの「Crazy on You」のイントロを弾き始めるとファンたちは熱狂します、もちろんおいらもね＾＾

彼女のアコースティックサウンドに関してはまた別の記事で書こうと思っていますが、ここにピックアップした最初の3曲はその最たるものと言えるでしょう

どの曲にもZepの影響が見られますが、特に「Dream of the Archer」は『Led Zeppelin IV』の「The Battle of Evermore」を髣髴させるくらい似ていますね～

おいらはこの3曲はヒーリングミュージックとしても使えるんじゃないかと思えるくらいで、続けて聴いているとフワフワした気分になって行きます

そして4曲目の「Mistral Wind」は3rdの『Dog & Butterfly』からの曲ですが、あえて『Dreamboat Annie Live』からのものを掲載しました

このときのLiveはZepを意識してかストリングスも入っていてスタジオヴァージョンよりも荘厳でカッコええんですわぁ～Annも熱唱してるし＾＾

で、5曲目の「Jackleg Man」はオリジナルには収録されていないボーナストラックなんですが、この曲はまさに女ロバート・プラントです！しかもこんなカッコええ曲が未発表やったとは…

　

おいらなりにLed Zeppelinの影響を検証したつもりですがいかがだったでしょうか？

大好きなHeartをいっぱい紹介しているだけやん！と言われても否定はしませんが～笑

でもHeartの曲を隅々まで知らなかった人には十分聴き応えのある、そして読み応えのある内容にしたつもりです

今回の特集でHeartを好きになってもらえたり、好きだったけどより一層好きになってくれたらうれしいです

さらに今回は↓↓↓の〈続き〉にいくらか映像もつけましたのでよかったら見てくださいね～

こっちでもZepへの敬愛振りがうかがえるものがあるんですよ～

Zepの曲にも詳しい方は是非見て欲しいです＾＾

3回に渡りおつきあいおおきにでしたぁ～(^^♪

　

500曲突破記念企画第3弾～Heart〈Part.2〉

『Dreamboat Annie』(1976)

♪ Magic Man

♪ Dreamboat Annie

『Little Queen』(1977)

♪ Barracuda

♪ Say Hello

『Magazine』(1978)

♪ Heartless

『Dog & Butterfly』(1978)

♪ Straight on

♪ Dog & Butterfly

『Bebe Le Strange』(1980)

♪ Bebe Le Strange

♪ Down on Me

♪ Raised on You

　　　　　　　　　　～Heart

　

Part.2は

　【徹底検証】　初期のHeartのサウンドはどんなものか？

というテーマで1st～5thアルバムからピックアップしてみましょう＾＾

そして今回の記事がPart.3への伏線となります

　

前回ご紹介したアルバム『Heart』は8枚目のオリジナルアルバムで今回ピックアップした5枚との間に

『Private Audition』『Passionworks』があります

しかし、この2枚は一般的に低迷期と言われる時代のもので、確かにセールス的にもイマイチでした

しかし内容はというと、悪いわけではなく「まとまり過ぎた」もしくは「中途半端」でありながら、インパクトには欠けるもののとても聴きやすいアルバムになっています…もしもこれらがあの【産業ロック】と言われた時期にリリースされていたらそこそこ売れていたかも知れません

さらにもう1つの要因は、初期の「Heartらしさ」が弱かったのです

よく知らない人はまず今回の10曲を聴いてみて下さい…彼女たちのカラーはアコースティックを基盤としたメロディアスなものから、ヴォーカルAnn Wilsonの力強さの出ているもの、そしてブルージーなものなどまったく飽きさせない内容なのです

バックのメンバーはNancy Wilsonを含め、めっちゃバンドアンサンブルに長けていて、決してAnn WilsonのバックバンドではなくロックバンドHeartなのです

Part.2での10曲は比較的メロディアスなものを多く取り上げていますがライヴの定番であり有名な「Barracuda」や「Bebe Le Strange」そして「Heartless」はそれぞれアルバムのオープニングに相応しくAnnのヴォーカルがカッコいいアップテンポなナンバーですが、前回取り上げた「Wild Child」「Black on Black II」に通ずるものがあります

おいらがHeartというバンドのテーマソング的に思っている「Dreamboat Annie」や「Dog & Butterfly」はアコースティックで美しいメロディーが心地よい曲…もちろん1番はこのブログのタイトルの由縁であり、かつて記事にした「Crazy on You」ですけどねぇ～

「Magic Man」「Straight on」「Down on Me」はまさにブルージーでAnn Wilsonの懐の深さをうかがえますが、前回の8枚目以降でもあまり聴けないタイプのものが、何だか可愛い感じでルンルン調(笑)の「Say Hello」やFleetwood Macか？と思ってしまうような「Raised on You」ですねぇ～

時代と共に音楽も楽器や録音技術の進歩に伴い、クリアで派手になり、まさにデジタルな音が主流になったのが1980年代後半で、その頃【産業ロック】に乗っかりスターダムにのし上がったHeart

しかし彼女たちの良さは初期のアナログな音でこそその実力がわかるんじゃないかなぁ～っておいらは思います

Led Zeppelinに多大な影響を受けたWilson姉妹、そしてそれを目指すべく歩んで来たHeartというバンド

列記としたアナログ時代の申し子だったこのバンドが語られるとき、その口の端にのぼる曲が「Never」「These Dreams」「Alone」などではなく、初期の「Crazy on You」「Barracuda」「Straight on」などであって欲しい…

勝手かも知れませんが、おいらはもちろんそれがHeartの絶大なファンの秘めたる想いだと信じています

　

〈完〉

　

…ってまだ終わらへんよ～(;^_^A アセアセ

次回のPart.3もよろしくで～す(^^)/

500曲突破記念企画第2弾～Heart〈Part.1〉

『Heart』(1985)

♪ Never

♪ These Dreams

『Bad Animals』(1987)

♪ Alone

『Brigade』(1990)

♪ All I Wanna Do Is Make Love to You

♪ Wild Child

♪ Tall, Dark Handsome Stranger

♪ I Want Your World to Turn

『Desire Walks on』(1993)

♪ Will You Be There (In the Morning)

♪ Black on Black II

♪ Back to Avalon

　　　　　　　　　　～Heart

　

　

ホンマは1回で予定していた第2弾のHeartを【徹底検証】と題して3回に渡りお送りします

…ちょっと大袈裟ですが(^_^;)

その第1弾は

　【徹底検証】　産業ロックと呼ばれてしまった背景は？

まずは産業ロックとは何か？

wikipediaを参照して通説を知ってもらいたいのですが、長くなるので知識として知りたい方は〈続きを読む〉に転載していますので参照してください＾＾

で、その中にこのHeartも出て来ます

同時期で考えるとStarshipはとてもよく似たタイプでしたね

元々は渋い通好みの音楽をやってきたグループでしたが、セールス的には冴えない…あるいは降下気味のアーティストでした

そこへロック色を打ち出すよりも売れ線を目指したキャッチーなポップス色の強い曲を売り出すために、これまでAnn & Nancy Wilson姉妹が中心にほとんどの曲を作っていたものが、他者からの提供曲中心になるわけですが、皮肉にもこれが大当たりしてしまうものだから、世の中わかりませんねぇ～

このレーベルによって与えられた妥協の受け入れはアルバム『Brigade』まで続くことになります

なのに…Heartはその後順調に売れ続け名実共に堂々トップアーティストの仲間入りを果たし今に至るわけです

　

日本でもこの傾向は頻繁に見られます

マニアや古くからのファンにとってはこの流れが来ると離れてしまうというのが基本で、おいらも数々のアーティストから離れたことがあります

しかし、このHeartに関してはいまだに大好きなアーティストです

確かに産業ロックの犠牲者とも言えますが、おいらにとってはアルバム『Never』『Bad Animals』の2枚だけがその影響を受けたものとして捉えていて、むしろこのことをきっかけにして後の2枚、自分たちの作った曲が半分ほど入っている『Brigade』と、かつてのようにほぼ自分たちで作った曲になった『Desire Walks on』というクオリティーの高い作品が出来たと思っています

ですから、おいらは『Never』からは「If Looks Could Kill」の1曲、次の『Bad Animals』からは「Who Will Run to You」「Alone」「There's Girl」くらいしかフェイバリットに入れていません

今回は、今後の2回の記事と聴き比べて欲しいために取り上げたものが最初の4曲で、まさに産業ロックの象徴になる曲であり、80年代後半の代表曲です

そしてヴォーカルのAnn Wilsonは、以前記事にした映画『Footloose』の中の「Almost Paradise」も歌いその存在をバンドHeartと共に不動のものとしたわけです

しかしアルバム『Brigade』からは彼らなりに洗練されたポップロックを作り上げるようになりセールスを安定させつつ、良質の音楽を聴かせてくれるようになりました

『Brigade』のオープニングナンバー「Wild Child」(ただし、他者が作った曲)やその後の『Desire Walks on』のオープニングインスト「Desire」から繋がる「Black on Black II」は古くからのファンなら誰もが知っているライヴでも定番の「Barracuda」のようなハードナンバーで、本来のHeartの復活を感じさせました

ラストに挙げた「Back to Avalon」も初期のアコースティックサウンドを髣髴させる美しい曲です

　

今回は1曲ずつの紹介はしませんが、このバンドを知っている人も知らない人もじっくり聴いてみてください

そして次回からさらに2回にわたって続く【徹底検証】を楽しんでもらえればと思います(^^♪

500曲突破記念企画第1弾～久保田早紀

今回からは500曲突破記念をお送り致します

　その第1弾は久保田早紀です

　

♪ ギター弾きを見ませんか

♪ 白夜

♪ 夢飛行

♪ ナルシス

　

このアルバムの曲に関しては、おいらの別ブログ『音楽でくつろいでますか？～夢がたり/久保田早紀』で全曲コメントしているのでそちらで詳しく読んでいただけるとありがたいです

ただ、3つ目に挙げている「夢飛行」はおいらのHPのタイトルに使っているもので、あれだけ売れて長い間多くの人にカヴァーされ続けているデビューシングル「異邦人」のB面なのに「異邦人」よりも聴いていたくらいに大好きな1曲です

ということで、ここでは彼女について少しお話しましょう

　

まずおいらから見た久保田早紀という人は…可愛い人やったなぁ～笑

まぁそれは置いといて～音楽面では唯一無二のアーティストとして評価している1人です

『唯一無二』と言っているのはなぜか？それは、おそらく同じスタイルの音楽を作れるアーティストはもう現れないだろうと評価しているからです

先日大々的に記事にし続けた陰陽座もその1つです

今の若い人たちもおそらく知っているんじゃないかと思われる、ミリオンヒットを記録した「異邦人」で1979年にデビュー、翌年NHKの特集番組『シルクロード』に先駆けるような独特のオリエンタルな雰囲気を持った曲でした

もっともこの番組の音楽を担当していたのは喜多郎さんでしたけどね(^^ゞ

実質彼女の音楽はポルトガルのファド(民族音楽)の影響が大きく、紹介している「ギター弾きを見ませんか」の中でこのファドが歌詞に使われてもいます

今回紹介している3枚のアルバムはすべてこのファドの色合いが強く出ていますが、4thアルバムからは(おいらに言わせれば失敗と見ている)路線変更することになります

まぁその路線変更も1枚のみになってしまった感があり、また彼女独自の世界を作って行きます

しかし、独特の世界観ゆえ、セールスは1stに及ぶものはなく、音楽家の久米大作氏との結婚を機に一線を退くこととなります

その後は本名久米小百合として教会音楽を中心に活動しており、シングル1枚、アルバム3枚発表するなどして音楽家として現役で頑張ってらっしゃいます

　

♪ 天界

♪ 葡萄樹の娘

　

2ndアルバム『天界』からは2曲ご紹介です

「異邦人」がヒットしすぎてしまったせいか、2ndシングルの「25時」が地味過ぎたせいなのか…既に尻すぼみになったような雰囲気でした

しかし1stの内容も抜群だったのにもかかわらず、彼女の世界はこの2ndと次に紹介する3rdが1番色濃く出ていると思います

「天界」は2ndシングル「25時」に似た感じの曲で、オリエンタルなムードがプンプン漂ってますねぇ～

全体的に彼女の歌はテンションが低い感じで、苦手な人には暗いイメージしかないのかも知れませんが、このトーンが他の人に出せないものでもあります

「葡萄樹の娘」のような切ない感じの曲にはこのトーンが目一杯活かされます

そしてこの「葡萄樹の娘」は間奏のギターが何気にすごい…というかおもろい＾＾

彼女の曲のバックの演奏もなかなか聴き応えがあったりするのも、小中学生の時には意識できなかったけど、今では魅力の1つです

　

♪ 異邦人

♪ 4月25日橋

♪ サウダーデ

♪ 真夜中の散歩

　

おいらの中で久保田早紀の最高傑作『サウダーデ』

今回はシングルでリリースされたものは外しているんですが、なぜ「異邦人」がピックアップされているかというと、このアルバムはファドに徹した仕上がりになっていて、当時でいうところのA面5曲…つまり前半5曲はポルトガル現地のミュージシャンをバックにリスボンのスタジオで録音されています

本物だけに醸し出している雰囲気が半端じゃありません

つまりこの「異邦人」はそのファドヴァージョンになっているわけで、おいらはこのヴァージョンの方がお気に入りです

「4月25日橋」もその中の1曲で、歌詞がとても切なく、それと同時にその物語のバックに異国の情景が目に浮かんでくるようです

おいらは久保田早紀の曲の中でのフェイバリットソングとして最初に挙げるのは、ブログの初期に書いた「ねがい」そして先に挙げた「夢飛行」とこの「4月25日橋」なんです

実は大学時代に弾き語りように書いた曲の詞に、この曲の歌詞の一部をいただいちゃったくらいです(^^ゞ

「サウダーデ」はめっちゃ心地よい曲ですわぁ～笑

このアルバムの中では少し明るい感じ…というかまさに癒される曲で前作『天界』のラストナンバー「最終ページ」という曲に近い感じです

「サウダーデ」とはポルトガル語ですが、1つの意味に集約は出来ないらしく、この曲については〈懐かしさ〉〈郷愁〉〈憧憬〉あたりが適しているかなぁ～と思います

あのポルノグラフィティの「サウダージ」はブラジルポルトガル語としての発音によるものです

実際この曲のメロディーや歌詞からは、昔や故郷を懐かしく思う気持ちが湧き上がって来るようです

彼女の曲の中でメロディーの美しさでは最高のものと言えるでしょう

「真夜中の散歩」は「異邦人」などのシングル向きの曲だと思います

実際シングル「九月の色」のB面にカップリングされているもので、彼女には多く見られるメロディーラインで、本来ならこちらがA面でもよかったのではないかと思ってしまいます

　

今回は初期の3枚をピックアップしてみましたが、またそれ以降のアルバムやシングルリリースされた他の曲も紹介する機会があると思いますので、興味を持たれた方は今しばらくお待ちくださいね～＾＾

　

　久保田早紀…おいらが愛して止まない唯一無二の素晴らしいアーティスト

　

みなさんにはどのように捉えられるのでしょうか？(^^♪

ディスコソングPart.2

♪ Wanted

♪ I Spy

　　　　　　　　　　～The Dooleys

♪ Don Quijote

♪ Santa Maria

　　　　　　　　　　～Newton Family

　

ディスコソングPart.2…と言ってもPart.1からほぼ3年経ってしまいましたぁ～(;^_^A アセアセ

もう3年も経ったんですねぇ～早いもんだ…

しかも今年ももう11月になってしまい、また新しい年が1歩ずつ近づいて来ています

あと何回記事を書くことになるかわかりませんが、もうすぐ紹介した曲が500曲になろうとしています

そのときは500曲記念でもしましょうかねぇ～(^^ゞ

　

あ…話が逸れましたが、前回はABBA･Nolans･ジンギスカンの3組を紹介しましたが、今回はThe DooleysとNewton Familyです

おいらが自分の好みでレコードを買うようになって初めて買った洋楽がこのThe Dooleysの「Wanted」だったんです

確か小学6年生のときだったと思いますが、この頃はディスコソングブームで先に挙げた5つのグループの他にArabesqueあたりが全盛だった頃です

まぁいつになるかはわかりませんが、その辺はPart.3以降まで待ってくださいね～＾＾

で、このThe DooleysもNewton Familyも案外ブームの中では地味だった方なのか、コンピレーション以外ではなかなか入手しづらくなっています

あ…実はこのNewton Familyはあのポプコン出身の人たちのヒット曲をカヴァーして歌ってたんですが、ご存知の方はいらっしゃいますか？

それはこれです→

残念ながらNewton Familyの方の音源はありませんが

原曲はおいらの過去記事のこちら→ふられ気分でROCK'N' ROLL

を参照してくださいね～＾＾

　

シングルレコードで持っているのは「Wanted」と「Don Quijote」なんですが、東京にいる頃大学の先輩の同級生にThe Dooleysのベストアルバム(LPレコード)を貸したままになってしまっていて、こっちに帰ってからCDで入手するつい2～3年前までシングルの2曲しか聴けなくてウズウズしてましたぁ～笑

ディスコソングは後にユーロビートが主流になり、さらにはディスコよりもクラブが主流になってサウンドも随分変わりましたが、ある意味このジャンルも時代を反映していておもしろいですねぇ～

みなさんにとってのダンス系ミュージックはどの世代でしたか？(^^♪

何だか好きな曲～J-Pop編

♪ Violation of the rules～HΛL

♪ Her Lament －誰にも聞こえない彼女の叫び－

　　　　　　　　　　　　　　　～愛内里菜

♪ サヨナラ～岡本真夜

♪ ガラスの午前4時～谷村有美

　

　

　

今回は微妙な企画ですが何度か記事にしてみようと思います(^^ゞ

アルバム単位や1アーティストを捉えるでもなく、何かしら特別なネタはないけど何だか好きなので紹介したい…そんな企画なのです

ってなわけで、近年のJ-Pop路線で好きな曲を行ってみま～す(^^)/

　

まずはHΛLですがご存知の方いらっしゃいます？

浜崎あゆみなどエイベックスレーベルのアーティストの曲には縁が深い方々です

で、このジャケットの女の子はHΛLNAちゃんっていうんですが、グループの名前はおそらく中心人物の梅崎俊春からかと思われます

アルバム『Violation of the rules』のオープニングのインストから繋がっているこの曲にめっちゃハマってしまってこればかりリピートして聴くこともあるくらいです

アルバム全体の仕上がりもよく、当時は「SPLIT UP」がカネボウのCMやTBS系『ワンダフル』のテーマソングに使われていてそちらなら聴いたことある人もいるかも知れませんね＾＾

とにかく全体のメロディーが好きなんですが、特にサビのメロディーがツボに入ってしまった1曲です

　

で、2曲目が愛内里菜なんですが

1stアルバム『Be Happy』に収録されている曲なんですが、サビの独特のメロディーがハマりました

彼女は関西版の浜崎あゆみか？というイメージだったんですが、普段はめっちゃ関西弁でアニメ声…

何だか不思議な子です＾＾

シングルの曲はポップなものが多く日テレ系『名探偵コナン』にも使われていましたね

歌声は芯があって巧い子だけどちょっと影が薄くなってきてるなぁ～

紅白にも出たんですけどね(^_^;)

　

3曲目は90年代になってしまいますが岡本真夜です

でもおいらですからあの大ヒットソングではもちろんありません

6枚目の「サヨナラ」は彼女のちょっと低めの声がピッタリのマイナー調の切ない曲です

おいらは元々彼女はアルバム中に収録されている曲にええのがあるなぁ～と思っていて

あの「TOMORROW」はさほど興味がなかったです

ただドラマのTBS系「セカンド･チャンス」は好きな田中美佐子が主演だったから見てたけど…笑

実はこの曲が出た1997年当時、カラオケで歌ったりもしてたくらい好きだったんですよ～＾＾

　

さて、最後はさらに時間をさかのぼって80年代になりますが

J-Popって言い方が始まった頃かな？

で、初めて今調べてみたら、やっぱり1988年にFMのJ-WAVEが発祥のようですね

結構おいらの感覚って合ってたんだ＾＾

実際この谷村有美の「ガラスの午前4時」は1988年6月にリリースされた2ndシングルだからピッタリやん！

おいらってすごいやん！爆(自画自賛するおバカ…その名はJohn(^^ゞ)

憶えとかなきゃ…( ..)φメモメモ～J-Pop＝1988年っと

谷村有美は可愛い人やったなぁ～

声のトーンは今ひとつピンと来なかったけどこの曲は大好きだった

ところが彼女が売れ出したのはまだこのあとやったけど

TVでの司会役なんかで結構露出も多い人だったから知ってる人も多いですよね

今でも活動してらっしゃいますから頑張ってもらいたいですねぇ～

ちなみに旦那様は原田泳幸さんですから、ある意味すんごい玉の輿ですなぁ～

知らない人は検索してみてね～＾＾

　

またコメントをもらいにくいネタを書いてしまった…

でも今回の企画はまた懲りずにやりますのでよろしくです(^^♪

アイドルとカヴァー曲…Part.3

♪ 気分を変えて

♪ 乾いた花

♪ レイラ

♪ Horizon

　　　　　　　　　　～香坂みゆき

　

♪ 気分を変えて～山崎ハコ

　

久々のコーナー？ですが「気分を変えて」を中心に清水圭の奥様香坂みゆきをご紹介しますね＾＾

彼女は幼少の頃からモデルをしていましたが、フジ系『欽ちゃんのドンとやってみよう！』のマスコットガールとして登場注目されたんですね～、めっちゃ可愛かったぁ～

そして14歳で歌手デビューしてますが、最初はいかにもアイドルって路線でした

しかし、9曲目で伊藤薫の書いた「kirari」辺りから少し変わって行きました

で、11曲目になる山崎ハコのデビューアルバム『飛･び･ま･す』からのカヴァー「気分を変えて」がハマってヒット、その後阿木燿子･宇崎竜童夫妻の「乾いた花」、再び伊藤薫の「レイラ」と比較的ハードな感じの曲で歌手･香坂みゆきの実力を発揮します

元々歌は結構巧い人だったので、遅咲きでヒットにようやく恵まれたって感じでした

ポップナンバーの「Horizon」は19曲目のシングルでかなり後期ですが、この曲を収録したアルバム『FAIRWAY』はなかなかバランスのいい心地よい作品でした

さて、今回のメイン「気分を変えて」ですが、この曲を歌っていたのは今思えば18歳だったんですねぇ～

やっぱりイメチェンをはかって勝負に出たと見てもいいんでしょうが、誰がこの選曲をしたんだろう…？

何しろ山崎ハコのデビューアルバムからですしねぇ～

でもこの曲は山崎ハコの曲としてはかなり有名でライヴでも定番といってええ曲…

書き下ろした曲では話題としては弱い…

優等生的･清純派のイメージ脱却=山口百恵パターン

そのような図式がどこかで成り立ったのかも知れませんね

ハードな曲を歌うには歌唱力はあったが、声質的にパンチに欠けたけど何とか成功したようにも思えました

ところがこの曲がリリースされたのが1981年…つまり中森明菜のデビューと重なってしまった

これは痛かったかもなぁ～

実は1990年に山崎ハコさんは「気分を変えて」をセルフカヴァーでシングルリリースされてます

彼女がアコギ1本で歌うこの曲はかなりカッコいいです

そう考えるとやっぱり本家に軍配ですが…(^_^;)

香坂みゆきは最近ドラマや映画などでの露出はなく、すっかりママサンタレント的な位置づけになっていますが、提供される予定だった松田聖子の「裸足の季節」を歌っていたらどうなってたんだろう…聴いてみたい気はする(^^♪

21世紀に現れた女性ハードロックバンド

♪ Break the Ice

♪ 荒野の果てに

　　　　　　　　　　　　　　　～Aphasia

　

2000年代に突入してまさに忘れた頃にメジャーで登場した女性だけのハードロックバンド、それがAphasiaです

SHOW-YA以降アマチュアでは数々の女性ハードロックバンドが活動をしていましたが、メジャーに進出するのはやはり難しかったと見え、やや企画物に近かったBetty Blueは別にするとこのバンドが2番手と言ってもいいでしょう

ただ、セールス的にはパッとせず、しばらくアルバムも出ていなかったんですが、この8月にミニアルバムをリリース、ジャケットを見ても何だか、えっ？ハードロック？？？って感じなのですが、幅広い層を狙っているのかアニメ『ガンダム』『ザブングル』のカヴァーまでありますねぇ～

正式メンバーは3人になってしまいましたが、まだまだ頑張っているみたいですね～

おいらはこの2ndアルバムから入手したわけですが、久々の本格派女性ハードロックバンドに感動したもんです

｢Break the Ice｣はインストのオープニングからの連携なんですがちょっとIron Maidenをイメージさせるようなノリの良さがあって1番好きな曲です

｢荒野の果てに｣はミディアムテンポなんですがヴォーカルを前面に出してちょっとScorpionsテイストな渋い曲になっています

おいら個人の感想としてはヴォーカルに物足りなさを感じたかな？

女性ロックアーティストをずっと挙げて来ましたがカルメン・マキ、寺田恵子、浜田麻里、浜口司あたりがヴォーカルとしてはGood！

しかし、しかしです！

まだいたんです！おいらが感心しきりの女性ロックヴォーカルが！

それが今回のシリーズのオオトリであり、おいらにとって最高に力の入る記事になるであろうあのバンドなんです

次回からはそのバンドをご紹介しますね

おそらく一気にまくし立てて行くと思いますので覚悟して下さい

尚、このジャンルに興味がない方には申し訳ないですが、もうしばらくお待ちくださいねぇ～(^^♪

タイアップの曲は売れやすい？

♪ 煌めく瞬間（とき）に捕われて

♪ イラナイ

　　　　　　　　　　　　　　　～MANISH

　

昔からドラマやCMのタイアップの曲はヒットの大きな要因ですが、近年ではアニメの主題歌がJ-Popを中心に増えて来ています

もちろん昔ながらのいわゆる｢アニソン｣もありますが、アニメのタイトルを含むような主題歌は少なくなりました

そしてこのMANISHもアニメ『SLAM DUNK』のエンディング・テーマを歌っていました

それが｢煌めく瞬間(とき)に捕われて｣です

まぁおいらは少年ジャンプ(集英社)で読んではいたもののアニメは見たことがありません

純粋にMANISHというユニットが気に入ったんですが、この曲には作詞･作曲とコーラス参加で第13代クラリオンガールでフジ系『夜のヒットスタジオ』でDeeDeeの一員もし、EARTHSHAKERのヴォーカル、マーシーこと西田昌史の嫁さんでもあった川島だりあです

彼女はソロでも活躍していますが、FEEL SO BADというバンドはめっちゃかっこいいです！

教え子に貸したままのCDが戻って来たら紹介しますね～(^-^;

『SLAM DUNK』はZARDや大黒摩季、WAZDSやZYYGなどもオープニング及びエンディング･テーマを歌っていました

最近でいうところの『名探偵コナン』がこれに似た感じですね＾＾

さて、MANISHの2人、実はアニメ『美少女戦士セーラームーン』のオープニングテーマを歌っていたアイドルグループDALIでデビューしていた高橋美鈴と西本麻里ですが、ジャケットを見てもらえばわかるようになかなかの美人です＾＾

ルックス的にも申し分ないですが、アーティストとしての力量もそれに負けていません

先日紹介したKIX･Sと、このMANISHは同時期によく聴いたもんです　

　

♪ SHOT IN THE NIGHT

♪ 痛くなるほど愛して

♪ 夢だけじゃ終わらない

♪ いいじゃない

　　　　　　　　　　～須藤あきら

　

今回2つ目は須藤あきらです

これまた知っている人はそれほど多くないと思いますが、ミスヘアコロン･イメージ･ガールコンテストに出ていたり、モモコクラブの会員だったりと最初はちょっとアイドル路線でした

ロックヴォーカリスト須藤あきらの前に須藤和美としても活動しています

そしてTBS系『JNNニュースの森』のエンディングテーマ｢あなたに伝えたくて｣で須藤あきらとしてデビュー、本格女性ロックヴォーカリストとして注目されました

ただ、以前紹介した松田樹利亜同様、歌唱力は抜群でもセールス的には伸び悩んで、尻すぼみになってしまい、いつの間にかあまり彼女の名前を聞かなくなってしまいました

彼女もこれまたかなりの美形ですが、美形で歌唱力抜群でもそれだけではトップスターにはなれないんですねぇ～

でももったいないと思える素質は持ってたのは確かです

ピックアップした曲はおいらの好きなハードなナンバーを取り上げてみました

　

さぁあと次の1回が終わればおいらが21世紀に入って最も気に入っているアーティストに突入します

これは長編になる予定ですが、早く辿り着きたいです

みなさんが気に入るかどうかは別ですが、このアーティストに対するハマり方は正直あの久保田早紀以来のものです…お楽しみにねぇ～(*^^)v

次回はもう15年早く出て来ていれば結構売れたかも知れない女性ハードロックバンドのご紹介です(^^♪

※　須藤あきらのアフィリエイトはありませんのであしからず～(;^_^A アセアセ

こんな人たちもいました＾＾

♪ P.S. I Love You

♪ 抱きしめたい

　　　　　　　　　　～PINK SAPPHIRE

　

彼女たちは結構売れましたね～＾＾

フジ系『キモチいい恋したい！』の主題歌｢P.S. I Love You｣が大ヒットして一躍トップアーティストになったPINK SAPPHIREは、実はあのテレ朝系『イカ天』にも出演していたのですが、思ったより短命なバンドだったと言えるでしょう

以前EL&Pの記事の中でドラムのHarumiちゃんのことを書きましたが、バンドの演奏力はそれなりにあったもののタイアップでのヒットが逆に大き過ぎたのかも知れませんね

そして何よりバンドとしてよりもアイドル性が前面に出た感もあったかな？当たらなくなったら終わりってな感じでいつの間にか消えてしまったのでした

アルバムのタイトルにあるようにカヴァーではないものの、The Beatlesの曲と同名のものが数曲ありましたが、コンセプトは知りませんっていうか、気にしたことがありません～笑

　

♪ ガールズ　キッス

♪ SWEET LITTLE ROCK'N'ROLLER

　　　　　　　　　　～ROSY ROXY ROLLER

　

♪ 恋のJail House

♪ Bye Bye Pretty Boy

　　　　　　　　　　～TWIGGY

　

そして彼女たちです＾＾

ガールズバンドブームの中出て来た2つのバンドですが、ROSY ROXY ROLLERはロックンロールスタイル、TWIGGYはちょっとポップな感じのバンドでした

先述の『イカ天』でブレイクしたNORMA JEANやJITTERIN' JINを含めまさにガールズバンド最盛期でしたが、パンチ力･ポップさ･ルックスがないとメジャーにはなり切れなかった厳しい中に彼女たちもいました

TWIGGYはポップだったけどインパクトがなかったかなぁ～

ROSY ROXY ROLLERはあのThe Rolling Stonesっぽさを感じさせる正統派ロックンロールバンドで、このバンドはもう少し売れてもよかったんじゃないかなぁ～って感じがしました

ツインヴォーカルでギターが3人というちょっと変わった編成でしたが、それを活かしたなかなかのバンドだったんですが意外と浸透しなかったんです

　

さて、まだまだ続く女性ロックアーティストですが、予定より長くなってしまってるこのシリーズもあと2回で最終兵器の登場です…笑

もう少し我慢してくださいね～(^^♪

　

※　もう彼女たちのアルバムは中古でしかありませんね～(^-^;