♪ Kiss of Fire
♪ Did It All for Love
♪ No Retreat, No Surrender
~Phenomena
今回はこんなものを~
Tom Galley(Mel Galleyの弟)プロデュースの『Phenomena』です
よくよく考えたらこの企画はバンド名はない?
それともバンド名もPhenomena?
いまだに疑問ですが…まぁ知らない方も多いと思いますのがごゆっくりどうぞ~(*^^)v
まずはこのプロジェクトの中心人物ですが
号令をかけたのはTom Galleyで
兄Mel Galleyが不慮の事故で負傷しWhitesnakeの脱退を余儀なくされ
活動休止の間、兄の再起に向けPhenomenaに着手し始めます
そして兄Melは参加ミュージシャンを自分の人脈を持って集め始めます
またMelの脱退の他にCozy PowellのWhitesnake脱退劇があり動向に注目されていたが
ライナーノーツを書いている伊藤政則はTrapezeの復活を示唆していた
TrapezeはGlenn HughesのDeep Purple加入前に活動していたバンドで
全盛期はMelとDave Holland(後のJudas PriestのDr)のトリオ編成だった
そして今回のPhenomenaにGlennは当然のように参加することになる…そしてCozyも…
他のメンバーはこのあと記載しますが、1985年豪華メンバーによる1作目が完成します
このPhenomenaは3部作になっており、しっかり3枚のPhenomenaが作られますが
近年うれしいことに予定外の4作目が発表されています
残念ながら今回は2作目までの御紹介ですが
また機会があれば残りの2作も紹介できればなぁ~と思います
さて、メンバーについてですが、以下の通りです
Phenomena(1985)
Vo | ※Glenn Hughes | Trapeze, Deep Purple, Hughes Thrall |
G | ※Mel Galley ※John Thomas |
Trapeze, Whitesnake Budgie |
Ba | ※Neil Murray | Gary Moore Band, Whitesnake |
Key | Don Ailey Richard Bailey |
Rainbow, Ozzy Osbourne Alaska |
Dr | Cozy Powell Ted Mckenna |
Jeff Beck Group, Rainbow, Whitesnake, MSG Greg Lake Band, MSG |
※印はⅡでも続けて参加
よってⅡでの経歴は省略
PhenomenaⅡ~Dream Runner(1988)
Vo | Glenn Hughes Ray Gillen Max Bacon John Wetton |
――――― Black Sabbath, Blue Murder(この時点では参加予定だった) GTR King Crimson, UK, Asia |
G | Mel Galley John Thomas Scott Gorham 山本恭司 |
――――― ――――― Thin Lizzy Vow Wow |
Ba | Neil Murray | ――――― |
Key | Leif Johansen | A~ha |
Dr | Michael Sturgis 新美俊宏 |
A~ha Vow Wow |
HR/HMに詳しい方はよくお分かりかも知れませんが
1作目はMelの友人だけでほぼ構成されていますが
2作目はHR/HMの枠に囚われず
いろんな方面からの参加が伺えます
さて、御紹介している曲ですが
1作目からは「Kiss of Fire」です
アルバムのオープニングであり印象付けるには十分いい感じの出来になっています
全曲を通してほぼメンバーが固定されており
Glenn Hughesのみのヴォーカルのため
HR/HMのアルバムとして聴ける内容です
2作目からはまず
「Did It All for Love」
この曲のヴォーカルはJohn Wettonで
そうです、そのソフトなヴォーカルは
しっかりAsiaを彷彿させる曲に仕上がっています
Asiaの曲に放り込んでも問題ないです~笑
そして
「No Retreat, No Surrender」
Vow Wowの山本恭司がギターで参加している曲の1曲です
初めて聴いたときおいらは大爆笑してしまいました!
だって…イントロを聴いた途端
「Nightless City やん!!!(_ _)ノ彡☆ギャハハ!!! バンバン!!!」
って思った(^-^;
さすがに同じギタリストだからパクリの鉄人で取り上げるわけにもいかんなぁ~
まぁVow Wowに関してはまたPick Upしますがそのときに一応またお話しましょう
そして、この企画を挟んでJohn Wettonが「Don't Leave Me Now」をプロデュース
Neil Murrayがベーシストとしてバンドに参加となるわけです
曲では取り上げていませんがMax BaconはGTRというバンドにいて
これはSteve HoweがAsia脱退後に結成したバンドで
結構カッコよかったんですよ~
いつか紹介したいです
Asia初来日のときにHoweのソロで聴かせてくれたプレイの中に
4~6弦を使って親指でベース音のアルペジオ
1~3弦を使って他の指でメロディーラインを弾くという器用なものがあったのですが
その曲がこのGTRのアルバムに収録されています
また、A~haのメンバーが参加していることも
この2作目がややPopさを持ったアルバムになった要因の一つとも言えますね^^
今回はかなり長くなりましたが、今では3部作が集大成版として発売されてもいますし
4作目もなかなかのメンバーでありおもしろいと思うので
興味がある人は是非聴いてみてくださいね~(^^♪
↓↓↓におまけもつけてます^^
興味がある方はちょっと覗いてください
(2008/3/2掲載)
コメント