~新井満
~杉田二郎
~日暮し
~海援隊
曲名をクリックで聴けますよ~^^
前回の続きでPart.2では1977~1979年の曲を4曲ピックアップしました
「ワインカラーのときめき」新井満(1977)
お友だちのwinechocoさんのブログタイトルにもなっている曲で、歌っている新井満(まん)さんの代表曲です
何ともいえない中性的なイメージの歌唱が印象的だったのでインパクトがあったのですが、リリース当時はカネボウのCMソングに使われていたのでご存知の方も多いと思います
それはさておき…最近彼の作品でビッグヒットが生まれたのを御存知ですか?
5年前、つまり2006年の紅白歌合戦で秋川雅史が歌って大ブレイクした「千の風になって」の作詞・作曲をした人なんです!
元々『Do not stand at my grave and weep』という海外の原詩があり、2001年にそれを訳し作曲したものを新井満さんが友人の奥さんの死をきっかけに曲にし、CDに録音してわずかに配布だけのものでした
後の2003年に朝日新聞の『天声人語』にこの詞が掲載されじわじわと話題になっていき秋川雅史を含め多くの人が歌ったり、朗読をしたりされてきました
そもそも新井満さんは作家寄りの方なんだなぁ~とおいらは思っていますが、近年でも音楽活動はされていてまだまだ頑張ってらっしゃいます
興味の持たれた方は彼や「千の風になって」を検索して調べてもらうと面白いと思います
しかし…あの王様の「万の土になった~お墓参りに行こう~」を聴いたときには、それを作って発表した王様の勇気に感心したもんです(;^_^ A
「ANAK(息子)」杉田二郎(1978)
小学生のときあの『ザ・ベストテン』にランクインしていたのを覚えていますが、あの頃は杉田二郎さんが登場していなかったせいもあってか全然興味が湧かなかったなぁ~
初めてええ曲やなぁ~と思ったのは中2の頃だから1981年、つまり3年経ってからでした
そしてそのときに初めて「戦争を知らない子供たち」を歌っていたジローズの1人だということも知りました
1981年といえば確かダ・カーポの榊原まさとしさんが「不良少女白書」を歌っていた頃でもあり、男女それぞれの非行ソング的な印象を持ったものです
歌詞のインパクトは「ANAK」の方が勝っていて、いわゆる当時の非行の王道パターンをそのまま詞にした感じです
ただこの曲はフィリピンのフレディ・アギラの原曲に日本語詞をつけたものなんです
加藤登紀子さんも歌っているのですが、昨年杉田二郎さんがニューヴァージョンをリリースされたんですよ~^^
現代ではこの詞のようなパターンはないかも知れませんが、何ともいえない悲壮感と切なさ、親の子供への気持ちが巧く表現されている名曲です
「い・に・し・え」日暮し(1978)
まったくもって地味だったグループですが、この声に聞き覚えはないですか?
実はTVドラマ『炎の犬』の主題歌だったあの「サンセット・メモリー」を歌っていた杉村尚美さんが在籍していたグループなんです
この曲自体がそもそも地味だったりしますが、何となく好きなんですよねぇ~
「サンセット・メモリー」のような高音のファルセットが目立ったりしているわけでもないし…
でも好きなんですよねぇ~笑
「肩より低く頭(こうべ)をたれて」海援隊(1979)
海援隊と言えば「母に捧げるバラード」「あんたが大将」「思えば遠くへ来たもんだ」「JODAN JODAN」あたりが有名かな?その中の「JODAN JODAN」のB面がこの「肩より低く頭をたれて」なんです
おいらは「JODAN JODAN」のB面としてこの曲を聴いたわけではなく、1979年に公開された映画『ガラスのうさぎ』のエンディングテーマで聴いて好きになったのです
映画に関してもいずれ別ブログで紹介したいものなのですが、何ともエンディングにマッチした曲なんです
これぞ海援隊!これぞ武田鉄矢節!
海援隊の曲ではダントツで好きな曲ですわぁ~
2回に渡ってお送りした記事はどうでしたか?
みなさんにもいつ聴いてもええなぁ~って思える昔懐かしい曲はたくさんあると思いますが、今回はフォーク・ニューミュージックから厳選してみました
またいろんなパターンでこういった記事を書くこともあるのでお楽しみに~(^^♪
最近のコメント