♪ 甲賀忍法帖
♪ 卍
♪ 組曲「義経」~悪忌判官
♪ 組曲「義経」~夢魔炎上
♪ 組曲「義経」~来世邂逅
~陰陽座
9月中に陰陽座のヘヴィーローテーションを終了予定なのにもうあと2日しかない~~~笑
ってなわけで、Part.6になるわけですが、今回は選曲的にはシングルばかりのようになってしまいましたが、アルバム『臥龍點睛』からのピックアップです
このアルバムも傑作と言っていいでしょう
特に「義経」三部作は絶品です
他にも紹介したい曲はありましたが、おそらくこの3曲だけでもお腹いっぱいになるでしょう
彼らの曲はそのジャンル・曲風・風貌からピンと来ないかも知れませんが、タイアップの曲も結構多いです
だから案外聴いたことのある曲もあったりするかも知れませんよ~^^
早速曲の紹介に入りましょう
今回は少しですが歌詞に重点を置いてみますね(*^^)v
※ それぞれの曲にその曲に相当する音楽的ジャンル・タイプを( )で示しています
聴く上での参考にしてください
「甲賀忍法帖」(歌謡ロック アニメ)
その名の通りUHF系アニメ『バジリスク~甲賀忍法帖』のテーマソングなんですが、最近のアニソンはJ-Popを使うことが多いのですが、こういった典型的なハードロックバンドを使うことは少なくなりましたね
かつてはおいらの大好きだったMake-Up(近いうちに取り上げます^^)のテレ朝系『聖闘士星矢』やフジ系『ドラゴンボール』の影山ヒロノブ(LOUDNESSの前身LAZYのヴォーカル)などがあったりしたんですがねぇ~
でもこの曲はアニメソングであることとは関係なくキャッチーなメロディーがよく、イントロの横笛の音が時代背景にマッチしていて、何と言ってもサビの歌詞とメロディーの美しさは絶品ですね
そのギターソロ前から最後のリフレイン部分のサビがこんな感じです
水のように優しく 花のように劇しく震える 刃で 貫いて宿命られた 涙を 瞳の奥 閉じても貴方を 瞼が 憶えてるの~Guitar Solo~水のように優しく 花のように劇しく震える 刃で 貫いて宿命られた 涙を 瞳の奥 閉じても流れる 血潮 止められない蜜のように零れて 徒のように散りゆく儚い 祈りを 掻き消して宿命られた二人を 葵闇が裂いても貴方と 揺蕩う 隠り世まで
何だか依然おいらが書いていた言葉のブログ『空よりも優しく…ナイフより鋭く…』を思い出してしまいます^^
あ…ちなみに山田風太郎原作のこの『甲賀忍法帖』は仲間由紀恵とオダギリ・ジョーが主演の『SHINOBI』を見たことのある人ならどんなものかが少しわかっていただけると思います
「卍」(パンク)
比較的パンク調をベースにしたテンポのいい曲ですが、後半の曲の展開がよく、ラストの黒猫ちゃんと瞬火さんのツインヴォーカルがめっちゃいいんです
ここの歌詞は
無愧の罪 然れど涕 溢れて呻吟うの 只獨 聲は千切れて累々と 屍を越えて 存え彷徨うの 未だ獨 せめて逝かせて
繋ぎの♪ さまようの~の部分がおいらは心地ええわぁ~^^
ツインヴォーカルならではの掛け合いが光る部分ですね
「組曲「義経」~悪忌判官」(ヴィジュアル系ロック)
彼らの曲の中では案外目立たないオーソドックスなツインヴォーカルの掛け合い+サビでのアンサンブル…
どちらかと言うとサビでもハモリよりも掛け合いが多いように思うので、コーラスアンサンブルはちょっと新鮮です
全体的な曲の作りはポップでまさにヴィジュアル系ロックバンドにありそうな雰囲気です
ギターソロもシンプルなツインリードなので組曲三部作第1弾シングルには向いた感じですね
「組曲「義経」~夢魔炎上」(プログレッシヴロックベースの歌物語?)
13分を越える大作ですが是非最初から最後までしっかり聴いて欲しい秀作です
間違いなく陰陽座の代表曲と言えるでしょう
マキシシングルというものがある今の時代だから可能なシングル曲ですが、歌物語などと書いたのはそれだけのストーリー性もありその場面ごとに曲も変化し、ドラマティックに仕上がっています
かつてX JAPANが「Art of Life」という大作を作っていますが、また全然違う醍醐味があります
おいらは断然こちらの方が大好きです
特に中盤1分ほどある黒猫ちゃんのパートが陰陽座の曲のヴォーカルパートでは1番好きとも言っていいくらい気に入ってるんです
実は今HPのMusic SideのBGMとして流しているのがこの部分なんです(^^ゞ
瞬火さんと黒猫ちゃんの語りの間に入るこの部分(9分あたりから)の歌詞がこれです
振り仰いだ 鈍色の 刻が 夜を 連れて来る激よと 交わす言葉も 明る 色を 失ってゆくもう逃れられぬなら 此処で果てるとも只其れで 此以上 離れないのなら抱き寄せて 抱き締めて 抱き留めて もう一度束の間の 別離でも 曇らさぬように愛されぬ 相舞えぬ 相生えぬ もう二度と惑う 夢の中に 彷徨う 声にならぬ嗚咽を 白い雪が哂う
特に♪ 束の間の~の行のメロディーが昭和のフォークか歌謡曲のようなちょっと古さを感じさせるコード進行でうれしくなってしまうのと、ラストの「声にならぬ嗚咽を白い雪が哂う」の歌詞がたまりません
たった1分ちょっとのパートなのにここばっかり聴いてしまうんです(^_^;)
組曲が三部作なのに、この曲は1曲の中でまた組曲のような構成になっている贅沢な曲
わかってもらえるかなぁ~このおいらの感覚…笑
「組曲「義経」~来世邂逅」(歌謡曲)
「組曲「黒塚」」では最初が黒猫ちゃんのしっとりしたバラード調の曲でしたが、今回はラストのこの曲が黒猫ちゃんの美しい声が光る渾身のバラードになっています
声の質がまた全然違うところで岩崎宏美さんに歌って欲しいかも~って思う曲です
ただファルセットを含むソプラノ系であることを考えると…下成佐登子さんの方が合ってるかも…とも思うおいら^^
いずれにしても黒猫ちゃんの声の魅力を十二分に引き出している曲です
歌詞の内容で読みがわからない部分は曲を聴きながら味わってくださいね~
さて、いよいよ次のPart.7でひと段落となりますが、陰陽座にち~~~~っとも興味の沸かない方はもうちょびっとだけ待っててくださいね
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