~陰陽座
Part.3でござ候…
4枚目のアルバム『封印廻濫』とシングル『醒』からのご紹介です
今回は曲の解説から行きましょう
※ それぞれの曲にその曲に相当する音楽的ジャンル・タイプを( )で示しています
聴く上での参考にしてください
「百々目鬼」(ハードロック)
「Peter Gunのテーマ」のような瞬火さんのベースラインがめっちゃかっこいい曲です
そこへハードロック然とした黒猫さんのヴォーカルがハマっていてかなりかっこええサウンドです
ギターよりもリズム隊が前面に出る曲だけにヴォーカルがかなり強調されるんですが、こういう曲を聴くと黒猫さんの巧さが光ります
「窮奇」(Zakk Wylde? John Sykes? ハードロック)
オーソドックスなハードロックサウンドが続きます
ところで他にもいっぱい同じような音使いのギタリストはたくさんいますが、なぜZakk WyldeやJohn Sykesの名前を出しちゃったかというと、おいらが好んで聴いている中でこの曲のギターに近い人を挙げてみたんです
ツインギターの主にリードを担当する狩姦さんはかなりの技巧派、つまりテクニシャンでここでは巧みにピッキングハーモニクスを多用しています
このピッキングハーモニクスの使い方が先に挙げた2人のギタリストに似ているわけです
おいらにとってはこれが妙に耳を惹くんですよね~
ちょっとギター経験者にしかわからないような話になってしまいましたが、メインリフで聴こえる『キュオ~~~ン』っていう特殊な音がそれです(^^ゞ
「土蜘蛛忌譚」(プログレッシヴロック & パンク)
陰陽座では変拍子も多用されていていわゆるプログレッシヴロックの影響も受けているように思われますが、この曲はその代表です
2人のヴォーカルがそれぞれの個性を出し切った地味ながらも聴き応えのある1曲
途中アップテンポになる部分ではちょいとおもろい歌詞ですが、急にパンクになったのか?と思ってしまいます
そう、昔懐かしいスターリン(知ってる人何人いるやろ…)を髣髴させます
「侵食輪廻」(パンク? スラッシュメタル?)
これまたパンク色を感じる1曲で、まさにヘッドバンキングしちゃいそうなハードサウンドが基盤になっていますが、曲半ばでスローテンポになったかと思いきや、食物連鎖を歌詞にしたややドロッとした黒猫さんの登場
タイトルの「侵食輪廻」は地形の変化を表すものですが、それを生き物の輪廻?というか連鎖として書いている歌詞がおもろいですねぇ~
「月姫」(Kate Bush ソプラノヴォイス)
またまたKate Bushを髣髴させる黒猫さんのソプラノヴォイス全開で「月姫」というタイトルにぴったりの美しい曲
バックのギターのメロディーも曲にマッチしたアルペジオ主体のプレイでめっちゃGoodですねぇ~
終盤のコードストロークのコード進行もええわぁ~
アルバムのラストとして最高の楽曲です^^
「醒」(ガールズポップ)
かなり音的にはメジャーなのでポップに仕上がっている曲で、先日紹介したPink Sapphireなんかにありそうなメロディーですね^^
こんな感じの曲でも黒猫さんの声は何の違和感もありません
まさにシングル向きで日テレ系『爆笑問題のススメ』でエンディングテーマに使われていたのも納得です^^
「悪路王」(Metallica スラッシュメタル)
コテコテのスラッシュメタルです…
が、やっぱり一味違うんですよね~陰陽座の手にかかると^^
イントロから途中の曲の展開、エンディングまでサウンドはスラッシュメタルに違いないんですが、曲半ばにあるテンポが落ちた部分では黒猫さんの何とも言えない美しいメロディーが最高のアクセントになってます
まさにスラッシュメタルと純和風の斬新な融合…天晴れ!
また7曲もすみません(^^ゞ
陰陽座のバラエティーに富んだ曲風を紹介しようとするとついつい…
さて、メンバーについてちょっとお話しておきましょう
現在の正式メンバーは4人
歌唱 黒猫
歌唱&ベース 瞬火
ギター&コーラス 招鬼
ギター 狩姦
サポートメンバー…ドラムス 斗羅(正式メンバー時の愛称)
〔詳しく知りたい方はメンバーの愛称をクリックするとwikipediaに行けますよ~〕
陰陽座公式サイト『陰陽座公式庵頁』での紹介を参考に書きましたが、ヴォーカル=歌唱になっている以外は…和風に出来なかったのね(;^_^A アセアセ
見ての通り猫絡みの愛称ばかりです~笑
黒猫さんについてはいよいよ次回彼女の人柄を垣間見れる映像をお届けする予定ですが、ゆりかごから墓場までというキャッチフレーズがあり、『魂を抱きしめるヴォーカル』として紹介されるらしい^^
彼女を見つけた陰陽座…というか瞬火さんはラッキーだわさぁ~
彼女なくしてはこの陰陽座の魅力はあり得ないもんねぇ~
瞬火さん自身もそう言ってるらしいから間違いないね^^
その瞬火さん、ベースにトレモロをつけているらしくこれはおいらが地元でベーシストとして活動していたときと同じでちょっとうれしかったりします…だって珍しいんですよ~(^^ゞ
招鬼さんは弟でこの陰陽座が最初のバンド加入だそうです
Part.1で紹介した「陰陽師」の中の太い声のヴォーカルは彼なんですねぇ~
叙情的なプレイが招鬼さん、技巧的なプレイが狩姦さんでええバランスになっています
その狩姦さんは練習の鬼らしく高度なテクニックが数々聴かれます
ライヴでは黒猫さんのヴォーカルも狩姦さんのギターも崩したりアドリブはほとんどなくレコーディング通りらしいです
確かにライヴ映像や音源を聴いているとその通りなんです
これは当たり前のようで素晴らしいことです
そして現在はサポートドラマーの斗羅さんは黒猫さんと同様愛媛出身ではない1人です
タイガースファンゆえの愛称らしいです^^
さて、詳しくはみなさんで調べてもらうとして~次回はPart.4になりますがまたお付き合いのほどよろしくです(^^♪
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