~Blue Murder
祝!『Crazy 音 遊』掲載曲500曲到達記念!
って自分で言うのって何だか気が引けますが、2006年10月に始めたこのブログも3年を超え、今回で178個目の記事になります
仲良くさせていただいているmokkiさんなんか先日1000曲でそれを1から振り返ってらっしゃって、すげぇ~とか思ってましたが、やっとおいらは半分です(^^ゞ
あ…ちなみに正確には495曲だったりするのですが、これは音源がないためでいずれこの残りの5曲も何とかしたいと思っています…リバイバルブログの『Crazy 音 遊~音故知新』でアップするまでには(;^_^A アセアセ
2006年に始めてしばらくは1曲ずつの紹介でしたが、途中から数曲紹介するようになり不定期更新になったものの2007年までは年間30前後のちょっと少なめの更新でした
2008年以降は年間50近い更新で結構頑張りました
まぁそんな『Crazy 音 遊』ですが今後ともよろしくお願い致します☆⌒(*^∇゜)v
さて、今回その記念すべき記事はわが師匠John Sykesが率いるバンドBlue Murderの1stアルバムをフルアップです
おいらも随分まともにギター、特にエレキギターは弾いていないのですが、第1の師匠は今でもJohn Sykesです
第2がBlack Sabbathの重鎮Tony Aiomiで第3がOzzy Osbourneに見出されたZakk Wyldeです
バンドスタイルはBlue Murderはもちろん、同じスリーピースバンドであるGrand Funk Railroadが最も理想です
話をJohn Sykesに戻しましょう
NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィー・メタル)全盛の頃にTygers of Pan Tangのギタリストとして世に出て、その後Phil Lynottに見出されThin Lizzyに加入、世間でも広く認められることになります
そして彼がさらに1流ギタリストとして脚光を浴びることになったのはWhitesnakeへの参加でした
ギタリストとして技術も洗練され、おいらが彼のギタープレイに心底魅入られたのもまさにこのときでした
アルバムへの参加は『サーペンス・アルバス~白蛇の紋章』『1987ヴァージョン』の2枚だけでしたが、その後Blue Murderを結成して自分中心のバンドやソロで活躍していくことになります
彼のギタースタイルはGibsonのレスポールのカスタムモデルをメインに使っており、色はブラックでピックガード・エスカッション・ブリッジ・バインディング・セレクタースイッチのカバーをすべてクロムメタル(シルバー)にしていて、ブラスナットでピックアップはDirty Fingerというモデルという独自の仕様にしています
おいらもレスポールを愛用していたので近い形に変えていました
もっともおいらはスタンダードモデルでしたから、エスカッション・ピックガード・ブリッジのみ真似てたかな?
ピックアップはチェリーレッドの82年モデルにダンカンのリアにJB、フロントに59に改造、もう1本のアニバーサリーモデルの300本限定ブラックサンバーストには標準搭載だったEMGのアクティヴ・ピックアップでした
おいらの話はええって?すみませ~ん(^^ゞ
彼のアンプはほぼマーシャルのJCM-800ですが、Mesa Boogieも使っています
プレイスタイルの特徴はあまりライトハンド奏法は使わず(たまに見られますが…)フルピッキングスタイルで特徴的なヴィブラートとピッキング・ハーモニクスを多用します
バラード調の曲で見られるロングトーンを主体としたいわゆる『鳴き』のフレーズは天下一品!
早弾きフレーズよりも叙情的なプレイの方が彼の真骨頂と言えるでしょう
リフではミュートしながらの単音弾きが多く見られるのも彼の特徴の1つです
今回はBlue Murderのご紹介ですが、またいつか違う彼の曲を記事にする機会もあると思うのでそれも楽しみにしてくださいね
曲紹介です
「Riot」
Blue Murderの衝撃的な登場にふさわしいオープニングナンバーで、来日公演でももちろんオープニングとなった代表曲です
ベースのTony Franklinのフレットレスベースらしい気持ちのよい音をイントロから聴くことが出来ます
ミディアムテンポですが展開の妙があって結構乗れちゃう曲です
「Sex Child」
Whitesnake時代の「Still of the Night」を髣髴させる曲作りですが、この曲はおいら自身も当然コピーしているわけですが、こう思いました
絶対弾きながら歌えん!
はい、師匠もライヴではやってません~笑
で、代わりにやっていたのが「Still of the Night」だった…爆
ソロパートはカッコよかったのでそこだけ弾いて満足してました
「Valley of the Kings」
9曲中唯一Black Sabbathへの加入が決まっていて参加が実現しなかったTony Martinがクレジットされている曲です
スケールの大きい曲でバンドでコピーするにはちょっと難しいタイプだなぁ~って思えます
「Jelly Roll」
唯一のアコースティック系の曲
変則チューニングで演奏される曲ですが、人気の高かった1曲だったと思います
ヴォーカルの裏に入る合いの手?笑…っていうかコーラスの
♪ She Said
ってのがなぜかハマる…爆
余談ですが、大阪の連れのバンドとのタイバン(ブッキングされいるほかのバンドのこと)でJelly Rollってバンドがあって、メンバーに聞いてみるとやっぱりこの曲からつけてました~^^
「Blue Murder」
シャッフル&シンコペーション系リズムの曲ってこの手のジャンルには珍しいですが、なかなかカッコええんですわぁ~
コード的にもちょっと面白い進行していて、アルバム中では1番味のある曲ともいえます
ギターソロは師匠らしい盛り上がり方を見せていて、ゆったりした感じの音の並びから徐々に音数を多くしていくというのは彼の十八番か?
「Out of Love」
聴き応えのあるバラード
ちょっと弾きづらいアルペジオをバックにしっとりと入るAメロから一貫してバラードらしい展開
Whitesnake時代の「Is This Love」同様、師匠はバラードはバラードらしくってのが好きなのかって思いますね
初期に記事にした「Looking for Love」は後半にかけてかなりハードに盛り上がって行きますが、そもそもこういった曲調を得意としているといっても過言ではないでしょう
「Billy」
ミュート単音リフの典型で、師匠のヴォーカルではこの曲が1番好きです
曲全体の展開、バランスを考えてもおいらはこのアルバムではこの曲が1番好きかなぁ~
アルバムを通して聴いていても必ず夢中になって歌ってしまうし、ギターを弾いていても1番気持ちがよかったんですよね~
「Ptolemy」
おいらJohnのセカンドHNになった曲「とれみ~」です
この曲はすごいです!何がっていうとやっぱりギタープレイです
9曲中で1番自由に弾き捲くっているのがおそらくこの曲で、バンドスコア譜での音符の並びは強烈です
1小節の中に26連符が2つとかあるんですが、おそらくアドリブプレイのような感じなので、強引に形にした結果なんだと思われます
こういうフレーズは楽譜に頼るより耳で聴き取った方がコピーしやすかったりします
彼の得意なピッキングハーモニクスもリフで出し捲くっていて師匠の独壇場になっているこの曲は9曲中では1番の聴き応えあり!
「Black-Hearted Woman」~この曲でまさに500曲目です!
♪ 腹ぐ~ろい女~~~
って冗談でよく歌ってたなぁ~爆
HR/HMにはよくある親指を握りこんでベース音を刻みながらのリフで、このリフが1番好きかなぁ~
ただ、このリフを弾きながらのヴォーカルは結構しんどい…
実は大学時代にBlue Murderのコピーをライヴでやったとき「Riot」「Out of Love」「Black-Hearted Woman」を当然スリーピースでギター&ヴォーカルを経験しているんです
だからこのヴォーカルを弾きながら歌うしんどさを知っているんです
が、が、しかしです…師匠は先に書いた「Sex Child」とこの「Black-Hearted Woman」を来日で演奏してないんですよ~(^_^;)
前者はともかく、後者はおいらが既にライヴで演奏した後だったので是非本物で見たくて楽しみにしていたのに…もしかしてあんたもやっぱり歌いにくいんか~~~い!って結果になってしまったのでした(^_^;)
まぁ密かにおいらは師匠を超えたか?と思いたくなったんですが~笑
500曲到達記念…めっちゃ長くなってしまいましたが、最後まで読んでくれた方はおおきにです
師匠のJohn Sykesについてはまだまだ書きたい記事がありますが、おいらが師匠と慕うようになってから最初に彼が出したアルバムを今回取り上げました
次回からは500曲突破記念を数回に渡りお送りしますので、またお付き合いのほどよろしくお願い致します(^^♪
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