♪ Starcarr Lane
~Alcatrazz
♪ How Can You Do What You Do
~Mr. Big
♪ Why Does Love Have To Change
~Night Ranger
今回はHR/HMファンの方ならジャケットだけでおわかりのように、かなり豪華な顔ぶれになりました
それぞれYngwie Malmsteen・Paul Gilbert・Brad Gillis/Jeff Watson というトップギタリストを配したスーパーバンドです
でも「あれ?」 と思った方も多いのではないでしょうか?
そうです、選曲が…正直あまり話題に挙がる頻度が少ないものばかりなのです
もちろんそれぞれを聴き込んでいる人ならばすぐにピンと来るでしょう
しかしそれぞれのBest盤などを考えた場合まず選曲される可能性が少ないものばかりなのです
じゃあなぜこんな選曲なのか…はい、
ええから&好きだからです!
タイトルの意味がこれでおわかりかと思いますが、トップギタリストがいるバンドではどうしてもギタープレイに焦点をあてられてしまいがちです
敢えて言うならNight Ranger はやや曲志向になる可能性が高いのですが、それでもこの曲はあまり注目されないでしょう
でもね、どれもいいんですよ~
① 「Starcarr Lane」 はYngwie にしてはめっちゃ地味です
特にスピード感もなく、クラシカルな部分もあまり感じられない…極普通のHRです
確かにYngwie らしい速いフレーズはありますが、この曲の聴き所はGraham Bonnet のヴォーカルなんです
ハイトーンって感じではない彼のヴォーカルはかなりの力量がないと歌いこなせないのですが、この曲はその代表曲でもあります
おいらが自分のバンドでたまにスタジオで「Hiroshima Mon Amour」「Jet to Jet」 などを遊びでやってたときにリードギターが「よく出るなぁ~」と言ってくれたんですが、この曲は無理!笑
いやぁ~HR/HM界のヤッさん(横山やすし )は半端ちゃいまっせぇ~^^
② 「How Can You Do What You Do」 もとてもシンプルな曲ですが、ポップでとてもええ感じの曲です
これもヴォーカルのEric Martin の巧さがよくわかります
彼もなかなかのヴォーカリストでトータル的な巧さではHR/HM界ではトップレベルだと思っています
再結成してファンを喜ばせてくれたMr. Big なわけですが、是非とも長寿バンドでいて欲しいものです
③ 「Why Does Love Have To Change」 はヴォーカルではないんですよ~笑
この曲に関してだけはあれだけのギタープレイを…いや、むしろギターバトルと言っても過言ではない2人のプレイがここでは美しいハーモニーに徹したツインギターを聴かせてくれるのです
しかもソロらしいソロはなく曲の終盤で淡々とツインに徹したままフェードアウトしてしまいます
でも曲を通しての展開が大好きで、やはりキーボードがいる強みなのか、ちゃんとしっかり厚みもあります
以上、テクニック志向ではなくメロディーや曲の展開、ヴォーカルの際立ちなど、ついついどこかしらのインストパートに耳を奪われがちなHR/HMというジャンルの中で全体が『歌』 としての存在感をしっかり出している…そんな3曲を取り上げてみました
さて、いかがだったでしょうか?
おいらがこの記事を書くことに決めた矢先にドンピシャのタイミングでお友達の流れ星 さんがNight Ranger の記事を書いてらっしゃいますので、正統派の記事希望の方は是非御覧になってはどうでしょうか^^
はい、何しろおいらはちょっとずれてますから…(^^♪爆
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