♪ secret
♪ Fairy
♪ 祈り
♪ 水の中の逃亡者
♪ 限界LOVERS
~SHOW-YA
カルメン・マキ→SHOW-YAという流れは前回の記事の最後に書いた通り、初代リードヴォーカルの寺田恵子さんがカルメン・マキさんを尊敬・敬愛しており、カルメン・マキ&OZのカヴァー曲を集めて『悪い夢』というフルアルバムを自身でリリースしてるくらいなんです
このアルバムには前回の記事で紹介した「私は風」「空へ」「崩壊の前日」が入っています
彼女が尊敬していて憧れている大ファンということもあって、1986年か1987年(「ONE WAY HEART」か「その後で殺したい」のどちらかのときのはず…)にフジ系『夜のヒットスタジオ』の中でカルメン・マキさんが駆けつけてくれるというサプライズがあり、あまりの感動で涙を見せていたのが今でもおいらの記憶に残っています
その後寺田恵子さんがラジオの『オールナイトニッポン』の中での話したのがきっかけとなり開催された女性ミュージシャンだけのイベント『NAONのYAON』にもカルメン・マキさんは出演しています
余談ですが、当時はおいらが大好きな本田美奈子がWild Catsというバンドで活動していて、このイベントに参加しています
石川秀美も参加していたがなぜだ???笑
さて、その寺田恵子さんがいたSHOW-YAというバンドは女性だけで編成されたハードロックバンドとしては唯一成功したバンドだと思います
東京にいた頃、多くのギャルバンを見て来ました。そして確かに巧いバンド、いいバンドもそれなりにありましたが、メジャーで名声を得たのは彼女たちだけです
リーダー…いや、キャプテンの中村美紀さんのジョン・ロード(Deep Purple)を思わせるキーボード、やたらとトレモロっぽいプリング・ハンマリングプレイが多かったSun-Goこと五十嵐美貴さんのギター、女性とは思えないほどパワフルだったmittanこと角田美喜さんのドラム、地味だけど重みがあってチョッパーフレーズも聴けた仙波さとみさんのベース、そして声量は文句なし、ロックを歌うために生まれて来たような寺田恵子さんのヴォーカル、どれをとっても今までにはない本格派女性ハードロックバンドでした
mittanだけは目黒ライヴステーションのSecret Gig?で生で見てます^^
ただ、世間にドーンと名前が通ったのは遅かったんですよね~
1985年のデビューから3年半経った1989年初旬、昭和シェル石油のCMソング「限界LOVERS」はきっとインパクトがあったんでしょうね~この曲が彼女たちを一気にスターダムにのし上げたのです。おいら的には載せる気がなかった曲だったんですが、これがないとわからないかも知れないので一応入れてみました^^
ちなみにおいらは1986年の2ndアルバムから大好きで聴いていて、1987年には地元でSHOW-YAのコピーバンドもやりました←いろんなコピーやり過ぎなおいら(^-^;
曲は紹介していませんが、↑のジャケットに「私は嵐」も写っていますよね(おいらのライブラリの整理の都合上こうなっています)、これは「私は風」を意識したものなのか?と思ったもんです^^
あ…SHOW-YAというバンド名は「見せる人たち」の意味も込めているそうですが、居酒屋さんの名前がやっぱりきっかけと言う話です(本人たちの話)
最後に簡単に残った3曲の紹介ですが、「secret」は2ndからちょっと後期のRainbowっぽい感じのかなりお気に入りのハードナンバーで、おいらはこの頃、つまり初期のちょっと泥臭い感じのする音が好きなんです^^
「Fairy」「水の中の逃亡者」はコピーバンドでもやったんですが、前者は1番好きなキーボードソロがあるんです。ハモンドっぽい音でめっちゃ気持ちいいです。後者はテレ朝系『大都会25時』の主題歌でやや聴き易い感じのポップなナンバーです。アルバムヴァージョンよりこのシングルヴァージョンがお薦めです。ジャケット画像はもちろんおいらのシングルレコードです^^
それにしても左上2ndと右上7thで3年半の時間差があるんですが、垢抜け方が半端じゃないですね~で、今もとびきりカッコイイ50前のお姉さん方です
やっと紹介できたSHOW-YA……Janis Joplin→カルメン・マキから最高の流れで書けておいらは大満足!
ここから興味のない人には申し訳ありませんが、もうしばらく日本の女性ハードロックを書いて行きますので御了承くだちゃい(^^ゞ
ただ、ブログ冒頭のお知らせに書きましたが、今月から更新記事がない時にちょこちょここのブログ1回目の記事から順番にリバイバルして行こうと思うので、こちらにも何かコメントいただけたらうれしいです(*^^)v
では次回『女性ジャパメタは17歳の少女から始まった』をお送りいたします、乞うご期待!
ほな!(^^♪
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