Crazy 音 遊

よっしゃあ～このタイミングだ！

♪ Poupee De Cire Poupee De Son(夢見るシャンソン人形)

　　　　　　　　　　　　　　　～France Gall

　

いつ紹介すべきか…3年間待ってしまったが、絶好のチャンスがやって来た！

毎回BGMの選曲がおいらの心をくすぐるキャメロン･ディアス、ブラッド･ピットが出演するsoftbankのCM(白戸家の方じゃないよ～＾＾)で今使われているのがこの｢夢見るシャンソン人形｣です

これまで日本でも多くの人がカヴァーしている名曲ですが、本家はこの人なんです

ただ…何度聴いても歌が巧いとは思えないところがまたええんやなぁ～これが＾＾

作詞作曲はセルジュ・ゲーンスブールで女優のジェーン･バーキンと結婚していたこともあり(3度目)、娘のシャルロット･ゲーンスブールはめっちゃ可愛かったです

ブリジット･バルドーと不倫もしていたとか…

興味のある方は調べてみて下さいねぇ～

　

さて、日本では中尾ミエさんや弘田三枝子さんがカヴァーしていたことで有名ですが、ホンマにいろんな人がカヴァーしています

そんな中でかつておいらのブログに登場したことのあるお二方の曲もピックアップしてみましたのでよかったら聴き比べてみてください

　

♪ 夢見るシェルター人形～ジューシィ･フルーツ

♪ 夢見るシェルター人形～チョコレート･ファッション

　

まずはジューシィ･フルーツですが…

あれ？タイトルが違いますねぇ～

じゃい、おいらが間違えたわけじゃなくてこういうタイトルなんです＾＾

メロディーは一緒ですが、歌詞は独自のものになっています

しかし何でシェルター？？？って感じですね～笑

そしてもう1曲は…まともです＾＾

最近出産した高嶋ちさ子のチョコレート･ファッションのデビューアルバムに収録されている｢夢見るシャンソン人形｣です

おいらはラジオのパーソナリティーをしたいという夢を中学生から持っていて、大学を中退して東京から帰って来る直前はその勉強をしてたんですが、志し半ばで実家に帰って来てしまいました

しかし、こちらのFM局にデモテープを持ち込んだことがありその時のエンディングにこの曲を使っていました

　

それぞれの過去の記事は↓↓↓こちらです

ジューシィ･フルーツ

Chocolate Fashion(高嶋 ちさ子)

意外とマイナーなグループ

♪ That Was Only Yesterday

♪ Cotton Growing Man

♪ Society's Child

　　　　　　　　　　　　　　　～Spooky Tooth

　

このバンドは渋くてGary WrightやMick Jones(Foreigner)、Greg Ridley(Humble Pie)が在籍していたお宝的グループです。
以前に紹介しているProcol Harumと同時くらいにデビューしているバンドですが彼らほど売れたわけでもなく、ジャンル的にもあれこれ言われているため今ひとつハッキリしない…
しかし、曲は結構聴きこんでみる価値ありです
彼らの曲で最も有名な曲はおそらく｢That Was Only Yesterday｣なんですが、おいらは好きですね～
落ち着いた感じの時代相応の曲です。実は数秒ではありますがMTVで流したPVが今でも残っているはず＾＾
そして後の2曲ですが｢Cotton Growing Man｣はMickが関わっている曲として選んでみました
そして｢Society's Child｣はあのJanis Ianのカヴァーです。
他にもあのDavid Lee Roth Bandを初めとして数々のアーティストにカヴァーされているJohn D. Loudermilkの｢Tobacco Road｣やThe Beatlesの｢I Am the Warlus｣などもカヴァーしています

いずれにしろ彼らはForeignerのMickがいた、Humble PieのGregがいたバンドという言われ方をする程度の存在になってしまっていますが、やはりルーツの音楽を聴くのはおもしろいですよ～(^^♪

小学生のころから好きだった曲

♪ A Whiter Shade of Pale(青い影)～Procol Harum

　

この曲が何て曲か、誰の曲かを知ったのは中学に入ってからでしたが、小学生のころから何かしら耳にすることがあって好きな曲でした
自分の手元にLPレコードで手に入れたのは高校生になってからでした
それまでは正直この曲のイメージしかなく、辛うじて｢Homburg｣をMTVで聴いたくらいでした
アルバムとしてはあと『Salty Dog』『Grand Hotel』が有名かな？
しかし、今回御紹介している｢青い影｣と｢Homburg｣は彼らの1st&2ndシングルなんですが、1stアルバムリリース当時この2曲は収録されていなかったのです
洋楽はアルバムからのシングルカットが基本ですからちょっと珍しいですね

さて、音楽性についてですが、｢青い影｣の印象が強い方にはちょっと予想外にブルース・ジャズ・クラシックが土台になっているとはいえ、結構ロック色の強い曲が多いです
後期にギタリストが変わってからはさらに強くなります
だから｢青い影｣のような曲が聴きたくて聴くにはちょっと…って感じですね＾＾

Procol Harumは他のアーティストにも多大な影響を与えていてJohn Lennonも絶賛!
ユーミンこと松任谷由実がシンガーソングライターを始めるきっかけにもなっています
おいらの個人的見解では大好きな｢翳りゆく部屋｣(荒井由実時代)なんかはその影響を受けた曲のように思います
さらにこの曲はJoe CoｃkerやSarah Brightmanやアンジェラ・アキなど多くのアーティストにカヴァーされているし、TVやCMでいまだによく耳にする名曲ですね
このブログ繋がりの流れ星さんのmemory of musicではMichael Schenkerのカヴァーが見れますよ～(＠_＠;)
ちなみにこの曲はおいらが生まれた1967年発表です～(^^♪

再結成？までしたオールナイトニッポンの名DJ

♪ 水虫の唄～カメとアンコー

　

誰だか知っている人は通ですね
何を隠そうあのオールナイトニッポンが始まった当初パーソナリティーをしていたニッポン放送のアナウンサーの方々です
今はカメさんこと亀淵昭信さんは代表取締役を経て相談役、アンコーさんこと斉藤安弘さんは箱根彫刻の森美術館の専務取締役を経てカメさんに呼び戻されアナウンサーに復帰、オールナイトニッポンエバーグリーンを担当されてます

この曲はこれまたコミックソング的で他にも歌ってる方はいらっしゃいますが、当時はこんな曲がある意味普通でした

細かいことを話しだすとめ～～～っちゃ長くなりそうなので、最後に…
カメ＆アンコーのお二人…今年39年振りに新曲をレコーディングされました
タイトルは｢オヤジのラブソング｣です…聴いたことあります？

放送禁止多発時代

♪ 帰って来てヨッパライ～ザ・フォーク・クルセイダーズ

　

1960年代後半から1970年代初頭にかけて4畳半フォークに代表されるようなフォーク時代でした
社会的にも学生紛争があったり荒れた時代でしたからこのフォークというジャンルは社会批判やアジテーションに値するような歌詞が氾濫していたわけです
そのためラジオ・有線中心の音楽界では放送禁止になる曲が多かったわけです

さて、そんな中ちょっと風変わりな曲が大ヒット！
それがこの｢帰って来たヨッパライ｣です
回転速度を変えることで声を変えたという活気的な作戦？笑
これは最近ではあのTVアニメの『キテレツ大百科』の｢はじめてのチュウ｣なんかと同じです

さて、この曲はアングラ(アンダー･グラウンド)・フォークの火付け役でフォーク・クルセイダーズ(のちにはフォーク・クルセダーズ)は｢あの素晴らしい愛をもう一度｣を歌っていた北山修・加藤和彦中心のグループです
遊び心がふんだんに盛り込まれていて、間奏の神様のセリフは思いっきり関西弁だし、エンディングでは読経が入ってるんですが、その中身がThe Beatlesの｢A Hard Day's Night｣の歌詞になっていたり、｢エリーゼのために｣が流れたり…
だからコミックソングの代表とも言われています

しかし、よく聴くとシュールですね、やっぱり

世代交代？Part.2

♪ Saturday Night's Alright for Fighting

♪ Goodbye Yellow Brick Road

　　　　　　　　　　　　　　　～Elton John

前回のBilly Joelの登場でこれまで同じような感じで聴かれてきたと思われるElton Johnですが、日本では近年TVドラマ『イグアナの娘』で｢Your Song｣が使われたり、あのダイアナ妃が亡くなったときにElton Johnが彼女に送った｢Candle in the wind｣(歌詞は書き直されて1997ヴァージョンとしている)などが改めて評価された(後者は世界的に)が、それだけだったかも知れない
ダイアナ妃が亡くなったこのときをきっかけにこの曲を知った方、この曲はそもそもサブタイトルがあって、それが

Goodbye Norma Jeane

です
Norma Jeane=Marilyn Monroe
そう、あのマリリン・モンローに捧げた追悼歌だったのです
彼にとって慈しむべき女性に送る曲として存在しているのでしょうね

彼は1969年代から音楽界で活躍しており男性ソロアーティストとしては大成功を収めた一人である
楽曲はバラードからロックまで幅広く、基本的にピアノを弾きながら歌うことが多い
パフォーマンスも派手だが、何と言ってもサイケデリックな衣装が何とも印象的である
彼の詳細はここでは語り切れないので興味のある方はこちらを御覧になってください

Billy Joelに取って代わられた感はあるものの、彼らは近年ジョイントコンサートも行っている
Billy Joelが世界的に成功を収めたのもこのElton Johnがいたからかも知れないですね

誰やねん!!!!!

♪ Black Magic Woman～Fleetwood Mac

　

私だけでしょうか？
このジャケットを見て

｢アンドレ･ザ･ジャイアント？？？｣

って思ったのは…笑

まぁそれはともかく、インパクトは絶大です！
先に紹介したKing Crimsonもインパクトありますが、あくまでイラスト的だからまだしも、これは…たいがいでしょ

で、こんなジャケットのアルバムですが、この中にあの名曲｢Black Magic Woman｣が収録されています

えっ？Santanaじゃないのかって？

はい、これが原曲です！
まだ、Stevie NicksもChristine Mcvieもいない初期の頃ですが、Fleetwood Macが本家です
確かにSantanaの方が有名だし、曲は洗練されているので聴きやすいですが、この曲らしいちょっと泥臭い感じは原曲ならではです
聴いたことない方は是非お聴き下さい

聞き覚えあるでしょ？

♪ Spinning Wheel～Blood, Sweat &Tears

　

Blood, Sweat & Tearsは数回前に御紹介したChicagoのときに少し触れましたがブラスロックの先駆者ですこの曲は案外みなさん聞き覚えあるんじゃないですか？
タイトルやアーティストを見てもピンと来ない方は是非イントロを聴いてみて下さい…ホンの数秒だけでいいです(笑)

…
……
………

どうですか？たいがいの人は聴き覚えあるでしょ？

昔日テレ系でワイドショーの中のテレビ三面記事やウイークエンダーってなものがありましたが、あの

｢新聞に～よりますと～｣

のフレーズの前にこれも使われていた気がするんですが…
本来有名なのは

｢♫ チャッ　チャラッチャ　チャッチャ～｣　
(わかります？クインシー・ジョーンズ｢鬼警部アイアンサイド｣)

なんですが私の覚え違いでしょうか？

今でこそわかるものが多いですが小学生の頃とかは、こういうBGMなんかはそれ用に作られているのかと思ってましたから、気付いたときは感動したもんです

まぁ…それだけです～笑

ジャケットのインパクトは…

Epitaph～墓碑銘

　　　　　　　　　　　　　　　～King Crimson

 　 曲名をクリックで聴けますよ～＾＾

これまで見たジャケットの中でBest5に入れていいくらいインパクトあります

しかもこの絵ではわかりませんが、本来LPレコードのジャケットとしては見開きになっており、横に2倍の大きさになり横に向かって肉がだぶついたようになってます(笑)

さて、曲のほうですが、このアルバムなら1曲目の「21世紀の精神異常者」もしくは「クリムゾン･キングの宮殿」あたりをピックアップするのが妥当なところですが、私的にはこの曲が1番です

今挙げた3曲はどれもCMやTVで使われており、最近ではオダギリ・ジョーが出ているTOYOTA～istでアルバム『太陽と戦慄』から「Easy Money」が使われてますね

彼らのジャンルはいわゆるProgressive Rockであまり一般的ではないため、大衆には受け入れられにくいものですが、音楽的なレベルが非常に高いです

Yes、EL&P、Pink Floydに代表されるジャンルですがこれからも度々登場すると思いますので、興味本位でもいいので1度聴いてみてはいかがでしょうか

あ…たいがいの曲がべらぼうに長いので御注意下さい(笑)

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あのデーモン小暮閣下も…

Those Were the Days

　　　　　　　　　　　　　　　～Mary Hopkin

 　 曲名をクリックで聴けますよ～＾＾

 

 

 

 

 

 

 
かなり古い曲ですがみなさんは御存知ですか？
彼女はThe Beatlesが設立したApple Recordからデビュー、あのPaul Mccartneyが1年以上前から目をつけていたロシア民謡を元にプロデュースしたまさに秘蔵っ子です

私はこの曲を有線で聴き好きになり、アルバムを買いましたが、現代では今ひとつ知名度が高くありません
何となく聴いたことある…って方はいらっしゃるかも知れませんが、あの1970年の万博で日本公演してるんですよ～
またこの曲より後になりますが「ケ･セラ･セラ」(オリジナルは1958年)もリリースしています

さて、タイトルなんですが…
小暮伝衛門の名前であの聖飢魔Ⅱのデーモン小暮閣下が初ソロアルバムの中でこの曲をカヴァーしていたんです
しかも当時この曲と同じくらい有線でよく聴いていて好きだった5ｔｈ Dimensionの「Aquarious/Let the Sunshine in (the Flesh Failures)(輝く星座)」までカヴァーしていて感動しました
彼は歌唱力もあるし、さほどイメージも壊さずにカヴァーしていたので妙に嬉しかったんです

この曲もある意味癒されますので1度お聴きになってくださいね

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