『Hard Rock Night〈Live Album〉』(1984)より
~VOW WOW
Part.1のあと随分ご無沙汰してしまいました…(;^_^ A
まぁ事情は近いうちにブログ『ボヤキ』の方で書こうと思っていますのでそちらでよろしくです^^
さて、VOW WOWの第2弾になりますが、彼らが正真正銘の名声を手に入れたのは、今回御紹介する『VOW WOW III』からですね
PVと共に「Nightless City」が注目され日本のハードロック界のトップに上り詰め、その後安定したセールスを示します
おいらが地元の友人たちと高校卒業と同時にVOW WOWのコピーバンドを始めましたが、やはり今回の2枚のオリジナルの時期でした
おいらが上京するまでの2年間で3回のライヴを行いましたが、いずれ機会があればそのときの映像もアップ出来たらなぁ~と思います
肝心のアルバムの紹介ですが、トータル的なバランスからすれば『VOW WOW III』『V』が彼らの全盛時だけあって最高の内容だったのではないかと思います
個人的にはPart.1で紹介した『Beat of Metal Motion』からの2曲が最もお気に入りなんですが、一般的にはこの2枚がおススメです
『VOW WOW III』については同年リリースのライヴアルバム『Hard Rock City』からと合わせて3曲ピックアップしましたが、かなりベタな選曲になっています
スピード感のある「Shot in the Dark」
壮大なスケールのバラード「Pains of Love」
彼らの代表曲といっても過言ではない「Nightless City」
おそらく彼らを知っている方なら文句のないラインアップかな?
ただ、この「Nightless City」をライヴヴァージョンで選んだのには理由があって、かつてこのブログで御紹介したPhenomenaというプロジェクトの2作目でギターの山本恭司が参加した「No Retreat, No Surrender」(←リンクしたよん^^記事冒頭の曲名末尾にあるをクリックしたら聴けま~す(^_^)v)とを聴き比べて欲しくて…笑
リスニングタ~イム
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ね?一瞬同じでしょ?
Phenomenaの方がもちろん後なんやけど、最初に聴いたときは、「はあ???」と思い、その後大爆笑していました^^
あ…で、もう1曲の「I'll Wait A Lifetime」はここにしか収録されていないレアトラックです
CDが再発されたときにBOXも出ていてこの『Hard Rock Night』も含まれていたんですが、何故か数曲カットされていてこの曲もありませんでした
なので、単発で買わないと聴けないんですよ~
しかもこのアルバムは再発盤すらもう品切れ状態で、新品での購入は無理になっているかも…
最後の『V』に関しては、前作をより洗練した感じの仕上がりで、まだアナログ色が残っていたシンセサウンドも完全にデジタルになったようで、まさに時代を反映しています
当時はRolandのアナログシンセが目立っていたんですが、この頃からYAMAHAのDX-7が主流になり、後にKORGのM-1など、アマチュアでもデジタルシンセを多用するようになっていたため、キーボードはあまり2台3台必要ではなくなり、多くてもデジタルシンセ+ピアノのように簡素になってきました
ギタリストにとってもコンパクトエフェクターをいくつも並べる時代から、マルチエフェクターへと変遷していく時代になって行きます
おいらもラック式のマルチを使っていた時期がありましたが、結局コンパクト数台に戻りましたけどね~^^
今は弾かなくなっているので、ほとんど手放しましたが、歪み系が数種入っているBOSSの少し大きめ(コンパクト2台分の大きさ)のものを持っているだけです
あ…話が少し専門的な方向へずれましたが、この『V』はもうジャパメタという分野を超えてしまっているくらいに日本のハードロック界では抜きん出た内容で、ゴリゴリしているわけでもなく、だからといってポップなわけでもない…バンドのメンバーの個性をそれぞれ活かすがごとくこれぞ世界を目指すハードロックってなアルバムになっています
選曲したものは、おいらがバンドでコピーしたものから選んでいますが、最後の「Don't Leave Me Now」はキャッチーでいかにもプロモーション向きの曲ですね
VOW WOWはこの後2枚のアルバムをリリースし解散…今は再結成されたBOW WOWの活動のみとなり、メンバーでは山本恭司、新美俊宏が旧BOW WOW時代から変わらずいて、ヴォーカルは斉藤光浩復帰の形です
王道であるゴリゴリ系またはポップ系ジャパメタとは一線を画したVOW WOWは好みが分かれた感もありましたが、日本のハードロック界では後世に残るビッグバンドとしてこれからも聴いていきたいです(^^♪
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コメントがメッチャ遅くなってしまいましたが・・・・・・
「待ってましたぁ~~~~~~!」
『Ⅲ』と『V』は“V”の彼等を語る上で外せませんねぇ~♪
あのシンプルなジャケットデザインも含めてね。
『Ⅲ』の「SHOT IN THE DARK」と『V』の「DON'T LEAVE ME NOW」は超代表曲とも言えますね♪
拙者は“B”よりも“V”が好きなんですがもうあの面々での再結成は難しいんやろねぇ。
投稿情報: Dai56@酔っぱらいだぁ | 2010/07/28 00:56
Daiさんど~も~(^o^)/
Part.1からかなり空いてしもたけど
VOW WOWを語る上でははずせない時期なんよね~
完成度はこの2枚が抜きん出てるから
まさに最盛期だったかな
このときのメンバーでの再結成は
きんさんがまず問題だし難しいかも~(^^;;)
投稿情報: John | 2010/07/28 01:18