2.Sometimes I'm Happy
3.Medley(Cheek to Cheek~How High the Moon~Honeysuckle Rose)
4.La Novia
5.Teach Me Tonight
6.Rhythm of the Rain
7.Close Your Eyes
8.Halleluyah I Love Him So
9.You Are My Sunshine
10.Just Squeeze Me
今回はブログでも仲良くさせてもらってるお友達、海老原淳子さんのアルバム『Without You』、を御紹介したいと思います
まさに寛げる1枚です!
アルバムタイトルになっていて、唯一のオリジナルである「Without You」は最後にして
まずは他の9曲から順番に行きますね
2. Sometimes I'm Happy…
ジャズのスタンダードナンバーと言っていいのかな?歌い出しから
♪ Sometimes I'm Happy Sometimes I'm Blue
そしてその後
♪ Sometimes I Love You Sometimes I Hate You
とあるようにちょっと歌詞も面白みがある曲です
とてもポップな感じのアレンジで思わずリズムを取ったり、身体をスウィングさせてしまうような曲ですね
3. Medley
Cheek to Cheek…
この曲はつい先日TVで放映された映画『グリーンマイル』の中でジョン・コーフィの処刑前や、『カイロの紫のバラ』のラストシーンでヒロインが見る映画『トップ・ハット』で歌われてる曲ですね
♪ Heaven~ I'm in Heaven~
と口ずさむジョン・コーフィがとても印象的ですが、オリジナルは誰が1番有名なんだろ?『トップ・ハット』で主役を演じるフレッド・アステアなのか?はたまたサラ・ヴォーンなのか?残念ながらおいらにはわかりませんが、このメドレーの中ではとてもリズミカルでノリのいいテンポで彼女は歌い上げてます
How High the Moon…
注意してないと気がつけばこの曲になってます(笑)
バックの演奏はバリバリのジャズっぽさが出ていて、アルバム中で数曲あるアダルトな感じのするナンバーです
彼女のスキャットにも注目しましょう
Honeysuckle Rose…
おいらがこのアルバムのカヴァーの中で1番好きな曲はこれです!
彼女のアップテンポな曲の歌い方では個人的に1番好きで、少し枯れた感じが混ざった彼女の声はこういう曲を聴くとええなぁ~って思います
そして次の曲ではさらに…
4. La Novia…
彼女の声質を目一杯生かした聴き応えのあるスローナンバーです
そしてもっともアメリカ色、いわゆるブルース色が強く感じられるもので、 カッコよさではこの曲が1番かな?
5. Teach Me Tonight…
典型的なバラードナンバーです
ちょっと意味深なタイトルですが、まさにその意味深さを表現するかのごとく色っぽく歌ってます
実際の歌詞の意味はみなさんでよく聴いて訳してみましょう
6. Rhythm of the Rain…
説明するまでもなく邦題「悲しき雨音」ですが、まったくもってアレンジが違います
とてもキャッチーなメロディーを巧くアレンジして、カッコよく歌ってます
おいらも昔Beatlesの「Lady Madonna」をアレンジして歌ってましたが、それを思い出してしまうような曲でした
7. Close Your Eyes…
ジャズクラブで聴いてるような感覚に陥るような渋いナンバーです
バックの泥臭いプレイとヴォーカルを巧くフィットさせた秀作です
8. Halleluyah I Love Him So…
この曲はあまり馴染みがないのですが、本家はあのレイ・チャールズの曲で、彼女にとってレイ・チャールズの曲のBEST3に入る曲だそうで、近年ではリタ・クーリッジも歌っている曲です
聴く側は手拍子して、彼女がテーブルの合間を縫うように歩きながら歌って欲しい…
そんな気にさせるノリのいいナンバーです
9. You Are My Sunshine…
これも言うまでもない有名な曲ですが、これもまたアレンジで「えっ?!」って感じになってます
映画『天使にラブソングを』を彷彿させるような感じで、コーラス入れて盛り上がりたい仕上がりになってます
この曲では間奏の軽快なドラミングも楽しんで欲しいですね~
10. Just Squeeze Me…
ラストにピッタリのしっとりしたナンバーです
5.とはまたちょっと違った色気を感じる曲です
そして、このアルバムを通して聴いて来たら 「あれ?今ので終わり?」って感じになってしまい、もう1回聴くかぁ~となるのは必至!(笑)
以上の曲あたりをいろいろ聴いてみたい方は
サラ・ヴォーン エラ・フィッツジェラルド ベニー・グッドマン
このあたりを聴くといいかも知れませんね、一応参考のために…(^^ゞ
そして…オープニングの曲
1. Without You…
多くは語りませんが、歌詞の内容はもちろん、この曲が、そしてこのアルバムが出来上がるまでの彼女のいろいろな思い入れがこの曲1曲に詰まってるような気がします
とても大事に大事に歌い上げている…そんな風に感じました
おいらも少しは音楽をかじって、作るという作業もしました
だからこそ感じるものがこの曲にあります
他の9曲もカヴァーではありますが、アルバムを構成する彼女にとって大切な曲です
どんな曲も自分の物に出来ること、それは大事なことなんです
今回海老原淳子という1人のアーティストと出会ってホンマによかったと思います
彼女の音楽への思いも直接聞き、共感できる部分もたくさんありました
そして、何よりヴォーカリストとしての彼女の姿勢がとても気に入りました
ヴォーカル…つまり「歌」も一つの楽器と同じ
そんな考え方がおいらは好きです
正直なところ彼女の音楽を自分がどう感じるか不安でした
でもこうやってアルバムを聴き、ライヴも見て、そして本人ともふれあい
お世辞抜きで彼女のヴォーカルが素晴らしいと思いました
ジャンル的に誰もが聴ける表舞台に立つのは難しいかも知れません
でも目一杯応援して行きたいです
これからも彼女の『奏でる歌声』をもっと聴きたいです
頑張れ!海老原淳子!
そして、掲載を快く了解してくださり、おまけにジャケット画像まで提供してくださった海老原淳子さん御本人!ホンマに感謝です!
《追記》
5月17日に増尾好秋さんのバンドでゲスト出演された海老原淳子さんですが
こんなに早く彼女のステージが見られるとは思いもよらず
千載一遇のチャンスを逃さず大阪堂島にあるMr. Kelly'sに行って来ました
ところが!
車で向かったおいらは高速の渋滞で足止めを食らい
前半のステージに間に合わず、1番聴きたかった
「Without You」を聴き逃してしまった
まぁでも、この日の主役、増尾さんの演奏も見たかったのでとても感激の一夜でした
ジャズ・ボサノヴァ・クロスオーヴァー・スウィングetc...
いろんなテイストが混じった聴き応えのあるライヴでした
おいら個人的にはドラマーのスティーヴのプレイに魅了されました
こういうジャンルを聴くとタムがいかに重要で効果的かがわかる
それを改めて感じさせられました
しかもスティーヴちょっとお茶目なおっちゃんやし…笑
さて、彼女の歌はというと…
やっぱりウマイですね~
ちっちゃい華奢な身体から想像もつかないパワフルな歌声もあれば
当然しっとりした艶やかな声も聴けました
ちなみにおいらはカウンターから見てたんですが
彼女の背中越しに背後霊のようになってました~爆
髪型からいくと「落武者?」
巧さは言うまでもありませんでしたが
何より楽しそうに歌ってる姿が印象的でした
ライヴの真髄やね^^
今度は是非海老原淳子のライヴで関西に遠征して下さいね
お粗末ながら記念写真を…
〈美女と落武者(笑)〉
あ…海老原淳子さんのブログへはおいらの音楽ブログ「Crazy 音 遊」でリンクしていますので
ひとまずそちらから御覧になってもらえればCDの詳しい情報などもわかると思いますので、興味を持ってもらえた方は1度訪問なさってはどうですか?
音楽以外の彼女の素顔もたくさん見れますよ~(*^^)v
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