1.遍路
2.店の名はライフ
3.まつりばやし
4.女なんてものに
5. 朝焼け
6. ホームにて
7. 勝手にしやがれ
8. サーチライト
9.時は流れて
1・2・3・4・9は曲名をクリックで聴けますよ~^^
おっと、3月終了直前に慌てて記事作り~~~となってしまいました(^-^;
先日『Crazy 音 遊』の方でユーミンVS中島みゆきを記事にしましたが、そこでも紹介していたアルバムを御紹介しましょう
中島みゆきさんもデビューしてもう30年を超えましたが、その歴史の中でおいらが好きなのは初期にあたる約10年です
そして数あるアルバムの中で選んだのがこの『あ・り・が・と・う』です
このアルバムは1番捨て曲のないバランスのいいアルバムと思っています
初期のみゆきさんの印象である「暗い」というイメージはこのアルバムにはさほど感じられません
まぁ歌詞を突き詰めればわかりませんが、曲風的には非常に聴きやすいものに仕上がっています
当時はLPレコードもしくはミュージックテープだったわけですが、A面に収録されていた曲はすべて好きでした
この片面だけで十分満足してしまってました
1. 遍路…スリーフィンガーで静かに始まるイントロから比較的爽やかなメロディーですが、とても切ない失恋を歌ったものです
2. 店の名はライフ…とても単調なメロディーですが気だるいみゆきさんの歌い方がとても味があります。歌詞もストレートな表現がちょっとコミカルだったりして惹き込まれます。昭和という時代にはこんなお店があったような気がします^^オールナイトニッポンのエンディングでよく流れた曲でした
3. まつりばやし…基本的にアコースティックギターと鈴が演奏の中心なんですが、とても雰囲気のいい曲です。自分でも弾いてみましたがなかなかこの雰囲気は出せなかったのを覚えています。次の曲へのいい流れを作っています
4. 女なんてものに…前の曲の静かな雰囲気のあとにオーケストラで始まるイントロが印象的。中学生の頃フォーク少年だったおいらがこのアルバムで1番歌ったくらい大好きな曲です。Aメロとサビのメリハリをみゆきさんらしい歌い上げ方をしています
5. 朝焼け…このアルバムリリースの4年後の1981年女優の古手川祐子さんが「煙草」というシングルを出したことがありましたが、そのB面になっていた曲です。その事実を確かめるのは非常に難しいと思われますが、おいらはそのシングルを持ってるんで…笑
ちょっと渋い感じの曲です
6. ホームにて…このアルバムがリリースされた後にあの大ヒット曲「わかれうた」のB面に収録された曲で、とてもほのぼのとした描写の詞と柔らかく優しいメロディーがマッチした名曲です。こういう曲がもっと表に出ていれば「暗い」というイメージも払拭されていたかも知れませんね
7. 勝手にしやがれ…もちろん沢田研二でもSex Pistolsでもないわけですが、どちらにも似ても似つかないのんびりしたムードが漂う曲です
8. サーチライト…歌詞にも何回か出てくるようにブルースっぽいイメージを出した曲です。このアルバムの中ではちょっと色の違う曲ですが、むしろそれがアクセントになってラストの曲を強く印象付けています
9. 時は流れて…Eaglesのアルバム『Hotel California』のA面ラストにも「時は流れて(原題Wasted Time)」がありますが、ラスト向きのタイトルなのでしょうか?Eaglesと共に〆にピッタリのいい曲です。歌詞が6番まであるんですが、ひとつの詩として味わうことの出来る秀作です
さて、記事中にも書きましたが
このアルバムリリース後に「わかれうた」がシングルでリリースされますが
そのジャケットの画像もこのアルバムの中にあります
ここ数年の中島みゆきを聴いていて好きになった人や
暗いイメージを強く持ったままで聴かず嫌いになっている人も
1度是非聴いてみて欲しいアルバムです
シングルになっていた曲が含まれていないせいもあってか
華やかさやインパクトは決してありませんが、じっくり聴くにはとてもいいアルバムです(^^♪
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。